オオサカジン

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Posted by オオサカジン運営事務局  at 

2016年01月25日

星梅芸LOVE&DREAM

星梅芸。LOVE&DREAM観劇。
歌を歌としてきれいに歌うのではなく、
芝居として歌う舞台でした。

それはみっちゃんだけではなく、
他の生徒さんもその姿勢が感じられ
うまいとか下手とか声がいいとか以外の評価軸を示してくれました。

それにしても、みっちゃんの歌唱力、ダンス、歌詞に乗せた心。
会場全体と包みこみ、凄いとしか言いようがなく、酔いしれるだけ。
そして、それにぴったりついていくふうちゃんもさすが。

本当にこの二人が組んでくれて良かった。

以下印象に残った人たちを

ふうちゃんの「ありのままに」
礼くんがCDで歌っているので、どうかなと危惧していたのですが
何の何の、ふうちゃんの、ふうちゃんだけの「ありのままに」でした。
エルサ(でしたっけ?見ていないのでわからなくて)の気持ちがしっかり伝わり
ドラマチックな歌いあげに、あらためてふうちゃんを見直しました。

かいくんの「うたかたの恋」
もう王子様そのもの
マリー役の娘役さん(ごめんなさい、お名前がわからなくて)もきれいな声で
いかにもマリーらしく
ちょっとお歌が苦手な七海さんがそうは聞こえなかったのは
この娘役ちゃんのおかげかな。
お芝居の歌としては、かいちゃんいいんだけどな。

薔薇のタンゴ、真ん中でものすごく楽しそうに踊るまさこさま。
こっちまで、にこにこです。

あーちゃんも可愛かったなぁ。
歌やセリフもしっかりして、昔の棒読へろへろ時代が嘘の様です。
近年一番成長した娘役さんではないかしら。

群舞で、あのはりきって踊っているきれっきれの人は誰?
と思ってみると、たいていみきちぐ副組長。

「世界に求む」
会場に広がるひろ香くんの柔らかい大らかな声。
涙が出そうになりました。

夏樹れいくんも大活躍。
アンドレ役やりませんか?と言いたくなるほど素敵な「白ばらの人」

芝居歌だなと実感させてくれたのが
シナーマンの音咲いつきくん。
多分もっときれいに歌いあげる事ができる人なのだけれど
芝居としては、あの歌い方が正しいのだと思います。
そして、それがきっちり心に刺さってくる。

シナーマンの歌詞をきちんと聴けたのは初めてな気がします。

歌詞と言えば、今回の公演はどの歌もしっかり歌詞が聞き取れて
それも、芝居歌として歌ってるなと思った大きな理由です。

バウの鈴蘭組の歌唱力も決して見劣りしていないので
これは次の「こうもり」が楽しみです。





  

Posted by オバスミレ  at 18:44Comments(0)観劇感想

2015年07月23日

トップとは

路線と言われるスターがいて
でも全員がトップになれるわけではない。
皆が順調にトップ街道を歩くわけではない。

今まで何人か「この人をトップにしなかったら宝塚は終わり」と思った人がいます。

最初は、たーたん(香寿たつき)。
次はとうこちゃん(安蘭けい)。

でも、とうこちゃんの場合は、あのまま順調に雪で活躍していたら
そうは思わなかったかも。
星に来て、苦労して、だんだん味がでてきた時に
「この人をトップにしないのは宝塚の損失」と思いました。

それよりは弱いけれど「この人はトップでいてこそ輝く」と思ったのは
バウ「オグリ」でのえりたん(壮一帆)を見た時。
それまでは路線と言われつつ、今いち輝きが鈍く感じられていたえりたんが
真ん中でわがまま放題ふるまう姿が嫌味でなくいかに魅力的だったか。
だから彼女が雪でトップになった時、
そしてラストが「前田慶次」と聞いたとき
「劇団わかってる!」と膝を打ったものです。

そして今、星のみっちゃん(北翔海莉)
実は、私自身月時代から好きなジェンヌさんですし
できるだけ長く見ていたいジェンヌさんではありましたが
それほどトップにすべき、とは思っていなかったんですよね。

その私の心象がコロっと変わったのは専科になっての初主演「メリーウィドウ」
それまでも小劇場の主演はそれなりに(脚本がいまいちでも)楽しませてくれる
はずれなしジェンヌさんだったのですが
あのメリーウィドウは、一皮どころか
天地鳴動、まるっと全身大変身!

何が違うかと言うと
みっちゃんが実力を見せる
みっちゃんが輝く
みっちゃんがその魅力を発揮する
そして周りの主要な役所の人が輝く
そこまでは今まで通り
でもそれだけにとどまらず
舞台に立つどんな下級生でも皆全員いきいきと
持てる力を100%いや120%発揮して輝いていたのです。
月組生って皆こんなにできたんだ、嬉しい驚きでした。

多分それは真ん中がみっちゃんだったから。
みっちゃんが先頭に立ってひっぱっていったから。

それをはっきり認識したのは、
千秋楽のマギー(星条海斗)の涙を流しての挨拶とそれを聞く組子たちの表情。
主役である上級生を持ち上げるというだけではない真摯な気持ちの吐露だったと思います。

そして、花のDC「風の次郎吉」で、その認識は確信へと変わり
今回の星全ツでゆるぎないものへとなりました。

いろんなトップさんがいると思います。
ほとんどのトップさんは、光り輝き、そのオーラで皆を圧倒する。

けれどみっちゃんはちょっと違う。
自分自身輝きながら
同じ舞台に立つ下級生の秘めたる力を引き出す。

そんなトップさんがいてもいいよな。

メリーウィドウ、風の次郎吉、
そして堂々組トップの星全ツ
みっちゃん率いる舞台を見ていて、本当にそう思います。

これからの星組が本当に楽しみです。

そういうみっちゃんになったのは
傍から見れば左遷、挫折と見られた専科への組替えがあったから。

「尺蠖の屈するは伸びんが為」

専科時代に好きだといっていた言葉通りに
みっちゃんは、星トップとして手足を伸ばし始めました。

散々な組替えに新専科で有無を言わさぬ実力を見せつけたたーたん。
雪の御曹司から思わぬ組替え、なかなかなれないトップに耐えたとうこちゃん。
花2番手で返り咲きとはいえ降ってきたしかも仲のいい同期トップを腐らずに支えたえりたん。

皆、とても魅力的な唯一無二のトップさんになりました。
人生って無駄なことは何ひとつないんだな。

そして、専科になってからも自分を磨き続けたみっちゃん。
下級生の力を引き出すみっちゃん。
(昔は同期にレッスンを見てもらって引き出してもらう役割だったのにね)

みっちゃんの星組が本当に楽しみです。
  

Posted by オバスミレ  at 00:52Comments(0)その他
衣装や曲構成を2パターン用意していたようで
ラッキーにも両パターンを見ることができました。

とにかく、みっちゃん(北翔海莉)のサービス精神はすごい!
お客様を楽しませよう
自分も楽しもう
スタッフにも楽しんでもらおう
と、できる限りのことを全力でやる。

歌いながら何回客席を回ったことか。
ステージ横にも客席はあり
斜め後ろから見る形になるのですが
ちゃんと気の付くみっちゃんは、その席にもきちんと顔を向け、見てくれる。

曲目はジャズとラテン少々。

さすがに今回はフラメンコはありませんでしたが
サックス演奏に三味線(何と三味線で監獄ロック、その後の鼠小僧バージョンですって)
オカリナ演奏も。

それにしても、みっちゃんサックス上手くなりました。
最初スカステで聞いたときは、歌声の豊かさとのあまりの乖離に目を覆ったものでした。
でも、今回のサックスの音色は、みっちゃんの歌声と同じように
艶があり、歌っていました。

その時その時で最高のパフォーマンスを見せることに
いつも全力であたってくれるみっちゃん。

会場の中で、誰一人置いてきぼりになることのないように
全力で気を配ってくれるみっちゃん。

音楽学校に入ってから、もう20年ですって。
3月19日生まれだから、同期の中でも多分一番幼かったのでしょうね。
入学時の成績もビリだったとか。

そんなみっちゃんが、努力して努力して
今もまだ努力して磨き続けている物を
全てぶつけてくれたステージでした。

観に行けて幸せでした。

専科として最後のお仕事。
次は星組生として、私たちの前に現れてくれます。

ところで、何と、ついに大型と牽引の免許も取ったらしいですよ。
凄いね。
将来は、自分でトラック運転して旅回りできちゃいますよ。

面白い人だわ、みっちゃんは。
まだまだ目が離せません。



  

Posted by オバスミレ  at 17:07Comments(0)観劇感想
昨日、梅田芸術劇場メインホールで
宙組さんの「TOP HAT」を見てきました。
いやあ、楽しい公演でした。

アメリカのミュージカル映画らしく
極端にキャラクターが濃くて
その最たるものが、愛月ひかるくんのイタリア人デザイナー(かな?)

愛ちゃん、この舞台で一皮むけた、というか
本当に服を脱いでいましたね。
靴が短靴で靴下が見えていた時点であれ?と思って見ていたら
踊りながら、上着を脱いで、靴を脱いで、
ズボンまで脱いだ、時点で目が点!

え~シャツも脱ぐの~!!!

出てきた派手派手パジャマに大笑いです。
スーパーマンみたい。

あれ、宝塚でもありなんだと思いつつ
宝塚だからこそ下品にならず
笑って見ていられるんだなと思いました。

いやあ、本当に良くがんばった。

これがトップお披露目の朝夏まなとさんは
ちゃらいという言葉がこれほど似合う人はいないんじゃ
と思うくらい、良い意味でちゃらかった。
もう、まあくんとは呼べませんね。
まあ様です。
軽くて、明るくて、笑顔が似合って、変に自信があって、もてもて。
あまりにぴったりなので、役じゃなくて、本人の持ち味じゃないかと。
次のラダメスもモテモテだから、ちゃらくなったらどうしましょ。

相手役の実咲凛音ちゃんも、舞台で自然に呼吸していました。
前トップとのコンビも一生懸命ついて行っている感じがけなげで大好きでしたが
今回は対等に、のびのび、いきいき。
幼馴染からカップルになった新婚さん。
軽やかなダンスは、この二人ならではかと。

アムールde99での泥棒紳士の場面の時よりも
さらに軽やかでおしゃれ、リフトもきれいに決まって。

他の出演者も、隅っこにいる下級生まで
それぞれ大任をまかされ、みんな楽しそう。

それにタップってどうしてあんなに心を高揚させて
ハッピーは気持ちにさせてくれるのでしょうか。

舞台上も客席も劇場全体がハッピーに包まれた時間でした。

これは見ないと損!

でも、もう梅田はチケットないみたいですね。
やはり良い演目は売れますね  

Posted by オバスミレ  at 15:52Comments(0)観劇感想

2014年12月31日

101年目の宝塚

友の会から「100周年も無事に終わりました」とのメール受信。
そう、今日で100周年は終わり、明日から101周年ですね。

新しい世紀へ。

今年は年の初めから4月ごろにかけて
阪急沿線は100周年100周年とお祭り騒ぎでした。

そう感じたのは私が宝塚ファンだから?
いえ、それだけではないはず。

100周年、振り返ってみれば
お正月のナポレオン、北翔さんのタレーランのかっこよさに驚き(さりげなく失礼)、
月組梅芸の風と共に去りぬで、龍真咲くんのスカーレットのチャーミングさにやられ
月組バウのNew Waveで、月若手の中での美弥ちゃんの貫禄にスターの力を見、
花組大劇場ラストタイクーンでは、脚本の粗を捻じ伏せる蘭寿さんの男役魂に感服し
宙DCの翼ある人々では全てが美しい舞台に酔い
中日ロバートキャパの息づくキャパに凰稀さんの思いがけない男くささを感じ
雪全ツ、ベルばらで熱い熱い夢乃アンドレに心躍らせ
雪DC、恋の大和路での、まっつ(未涼亜紀)のラスト熱唱には圧倒されました。
こんな歌い方ができる人だったんだ。

月組の大劇場100周年記念公演は3本ともとても楽しく
特にショー花詩集100!!は衣装を見ているだけでもわくわくして
本来の宝塚の楽しみ方に一番近いような気がしました。
新公も珠城くんと海乃さんの安定感。

そして、100周年夢の祭典。
子どもの頃のスターさんたちがいっぱい。
真帆さんの姿に、子どもの頃に見た最初のスターさんだったなと懐かしく、
鳳さんや安奈さんって若手だったのよね、などとおばちゃんは思い、
すっかり昔に戻っていました。

必死に電話をかけてたのに取れなかったみっちゃんDS
年末にスカイステージで繰り返し見て、
やっぱり行きたかったなあ、と。
来年のビルボードライブのチケット、何とか手に入れたいものです。

宙大劇ベルばらのかなめオスカルは美しかったけれど
最後はやはりアンドレが迎えにきてくれないと、とちょっと消化不良。
新公、そらオスカルは予想外に美しくて嬉しい驚き。
アランるいまきせくんがやっと脚光を浴びたようで嬉しい。

星バウのかもめは、ストレートプレイで驚くとともに
それをきちんと見せてくれた星組さんの実力に脱帽。

そして、雪大劇場、前田慶次。
こんなえりたんが見たかった!
そして、松風の可愛さにノックダウン!
こんなコラボならどんどんやってください。
この公演は、えりたんの潔さが鮮やかでした。

月DC THE KINGDOM
楽しい当たりの正塚芝居でした。
やはり月組さんってみんなお芝居が好きなのね。

星大劇、轟さん特出は、装置とタンゴが印象的。
風ちゃんソロにやられました。

宙DCサンクチュアリは、今思い出しても不思議な雰囲気の作品。
生臭くなくこの題材ができるのも宝塚ならではでしょう。
ラストシーン、マルゴとアンリ二人だけのワルツが印象的です。

宙全ツ、ベルばらでは、やはり英真さんメルシー伯の説得力を再認。
今までのメルシー伯役者とどこが違うのでしょう。
わからないけれど、メルシー伯のフェルゼンお説教場面が何だか納得できてしまうんですよね。
なぜ?

花大劇エリザベートはこれまたチケット難で
役替わり1回ずつかろうじて見ることができたけれど・・・。
みっちゃんフランツの役作りに新しいフランツを見ました。

月大劇Puckは楽しい、可愛い。
それにしても、真咲くんって、はまり役と思うのが女役や妖精って、いいのかなぁ。

雪日生、伯爵令嬢はとにかく「ごちそうさん」という新トップコンビの熱々っぷりに当てられ、
雪バウ、パルムの僧院は、月城くんの輝きと共に堅実な芝居の雪組を再確認。
星全ツ、風と共に去りぬ、では、大好きな紅さんが一生懸命が服を着て演技している様に心痛め。
ですから、私は今回彼女がトップにならなくて良かったと思っています。
もちろん、みっちゃん好きというのもありますが
ベニーも大好きなんだよな。
だから、もっともっと大きな舞台人になって欲しいのです。
待ってるからね、がんばれ!

星バウ、アルカサルは、主役二人頑張っていましたね。
立ち姿が美しく、特に麻央くんは以前が嘘のよう。
でも、一番印象的だったのは、一樹さんなんだなぁ。

そして、宙大劇、とにかく美しい絵面のグスタフ三世
世界史のお勉強的脚本を、宙組さん全体で血の通う物語にしていく様子はさすがです。
ショーも楽しかったし、まあかなめちゃんの相手役は緒月さんだったのね、と思わせる構成は良かったのか悪かったのか。
みりおんは、まあ様の嫁になるから、いいのかな。

100周年しめくくりの、タカラヅカスペシャルは
とにかく各組お芝居のMCを
みっちゃんとみつるくんにやらせてくれた構成に大感謝。
楽しかったぁ。

100周年最後の日
スカイステージで録画したみっちゃんDS MUSIC PALETTEとメリーウィドウを流しながら
幸せに締めくくります。

明日からは、101周年。
雪のルパンや花の次郎吉が楽しみです。

来年もたくさんたくさん楽しい舞台で幸せになれますように。

















  
タグ :宝塚歌劇

Posted by オバスミレ  at 17:20Comments(0)その他
参加してきました!

ギネスに挑戦!宝塚一万人のラインダンス
公式ページは>>>こちら

このイベントがあるのを知ったのが夏前

ギネスの条件は、「1列になって、同じ踊りを5分以上踊る」

過去の記録は>>>こちら

最初に公式ページを見て
岡田先生を始めお馴染み(?)の宝塚スタッフの顔に「楽しそう」と思った初夏。

面白がって友人と参加を申し込んだ後
知り合いに「5分間踊るって大変やん」と言われて不安になって
公式ページの動画と一緒に踊って安心した7月末

暑い中の練習参加を避けたので、
最初で最後の公開練習参加前夜、振りを忘れて不安になり
スマホで動画再生しながら振りを確認した10/17夜

最終リハーサルに参加して、
同じ宝塚ファンの方とも知り合いになり
とても楽しかったけれど
良いお天気に日焼けが気になった10/18

そして、今日11/1本番!

何日も前から天気予報は雨!
でも、雲マークもあるから、きっと挑戦する午前中はお空ももつはず
と祈り続けて、今朝目覚めたら・・・

雨降ってるやん!!!!

とりあえず、濡れた時の着替えを用意して出発!

しかし、ますます雨はひどくなる。
仕方なくコンビニで雨合羽購入。

駅で、着替えなど現場で不要な荷物をロッカーに預け
河川敷で受付を済ませ、
番号のついたリストバンドを受け取った後
大劇場でお手洗いついでに、合羽を着こみ準備万端!

ロビーには同じように雨に備えて着替えたりしているグループ多々。
皆さん、とても衣装に凝ってらして、雨は気の毒です。

止め!!!!

とりあえず、雨降る中、三々五々自分たちの場所へ。
とにかく1列になるため指示や音楽は全て
FM宝塚の特別番組を通じて行われます。

一応、何mか置きにラジオが置いてありますが
川の音や電車の音で聞こえにくいので
携帯ラジオ持参の指示が前もってありました。

本番は11時から
その前に2回全員で練習タイム。

雨合羽を着て、雨の中、ダンス!ダンス!

河川敷にはラインが引いてあり、
そのラインからはみ出たら失格でギネス記録にはならないそうです。

でもそのラインの所々には水たまりが!
誰もそんな所で踊りたくないですよね。

でも、全員が手をつないで踊らないと記録にならないのだそうです。

何てこと!!!

手をつなげるかの位置調整にはかなり時間をとりました。
ボランティアの人が声をかけます。
「水たまりの場所があるので、雨靴を履いていて大丈夫だから
場所を変わってあげるという人はいませんか?」

そう、全員に番号が振ってあって、基本踊る場所は指定されているのです。

場所を代わるために水たまりに向かう若い女の子2名
思わず拍手!

計算してみると全長3kmくらいになる列。
武庫川の河川敷と言えどつなげるのは大変です。
何でも、ラインダンス予定地の途中に武庫川と荒神川の合流地点が合って
どうしてもラインが途切れてしまうという難問があったそうです。
それを解決してくれたのが自衛隊!
詳しくは>>>こちら

こういう技術が災害地などで役に立つのですね。

すごい!

ギネス認定委員と思われるおじさんがリストバンドを何回もチェックしています。

本番前にも何回も両隣の人と手をつなげるか
ラインからはみ出すな
参加者以外の観客は4m以上離れろ
など注意事項が何回も繰り返され
位置調整も延々続きます。

そうこうしているうちに、あれ?雨が止んだ??

やった~!!!!!!

勇んで雨合羽を脱ぎ、身軽になっていざ本番!!!

4500人ほどが心を一つに踊る、踊る、踊る・・・・5分20秒・・・・・

終わったぁ~!!!!!!

ここから、認定結果がでるまで30分以上かかったかな。
1回でOKじゃなかったら何回でもチャレンジするというのでその場で待機です。
お腹すいた・・・。

結果!
4395人でラインダンス!
ギネス記録達成!!!!!!!!


さあ、お昼ご飯食べに行こう
お祝いだあ!!!!


最期に、このイベントを企画し実行してくださったスタッフの皆様
本当に本当にありがとうございました。

















  

Posted by オバスミレ  at 21:27Comments(0)その他
2015年版宝塚カレンダーの発売が公式発表されましたね。

掲載メンバーを見て、ちょっと嬉しい私です。

何と言っても卓上カレンダーが今回から企画一新らしく
中堅~新進の男役がずらり

----宝塚歌劇公式HPより
宝塚卓上カレンダー
■発売日 10月17日(金)
■規格 A5判/13枚(表紙とも、両面仕様)
■価格 850円(税込)
■掲載メンバー(計26名)※下線は今回初登場者
(花組)瀬戸 かずや・鳳 真由・芹香 斗亜・柚香 光
(月組)宇月 颯・紫門 ゆりや・煌月 爽矢・鳳月 杏・珠城 りょう
(雪組)鳳翔 大・蓮城 まこと・香綾 しずる・彩凪 翔・真那 春人・彩風 咲奈・月城 かなと  
(星組)壱城 あずさ・天寿 光希・十碧 れいや・麻央 侑希・礼 真琴
(宙組)澄輝 さやと・凛城 きら・愛月 ひかる・蒼羽 りく・桜木 みなと
---------------------------

今までカレンダーは買った事がないのですが
このメンバーならおもわず魔がさして買ってしまいそうです。

ポスターカレンダーもとても気になります。
-----
宝塚ポスターカレンダー(全10種類)
■発売日 11月21日(金)
■規格 A3判/1枚(両面仕様)
■価格 500円(税込)
■発売メンバー
(専科)華形 ひかる
(月組)星条 海斗・沙央 くらま・凪七 瑠海・美弥 るりか
(雪組)夢乃 聖夏
(星組)十輝 いりす・真風 涼帆
(宙組)緒月 遠麻・七海 ひろき
-----------------------------------
一年間ずっと見つめてもらえるなんて
ファンにはたまりませんね。

そして、何よりうれしいのが
みっちゃん(北翔海莉)のパーソナルカレンダーが出る事。
私、写真に関しては、素のみっちゃんの方が好きなんですよね。
以前のパーソナルブック表紙のかわいい水兵さんとマジ二枚目みっちゃんの落差も気に入っています。
どんな風に見せてくれるか楽しみです。

どうしよう、初カレンダー買いになるかな?

  

Posted by オバスミレ  at 12:19Comments(0)公式発表

2014年08月20日

柚希礼音退団発表!

宝塚歌劇公式HPより-------
2014/08/19
星組トップスター・柚希 礼音 退団会見のお知らせ

星組トップスター・柚希 礼音が、
2015年5月10日の東京宝塚劇場公演『黒豹(くろひょう)の如(ごと)く』
『Dear DIAMOND!!』の千秋楽をもって退団することとなり、
2014年8月20日(水)に記者会見を行います。

なお、会見の模様は当ホームページでもお知らせ致します。
------------------------------------

昨日メールで知り、今朝の朝日朝刊の1面記事抜粋でも
礼音くんの写真入りで紹介されていました。

これで来年の6月には
100周年式典参加トップは、まさきくんだけになりますね。

下級生の頃から、バリバリのスター候補で育てられてきた礼音くん。
でも、私はずっと「大丈夫かいな」という目で見ていました。

ダンスは目を引くし抜群にうまいのですが
芝居やお歌が・・・・。

その彼(彼女か?)が一皮むけたと思ったのが
皆さんご承知の「スカーレットピンパーネル」のショーブラン。

あの化け方は本当にすごかった。

それからは礼音くんのトップに異論なく、
というか、とうこちゃんの後、すぐトップにしてやってくれと思いました。

いつも思うのですが
宝塚のスターには旬があると思うのです。

その人によって早かったり遅かったりはあります。

待たされて、より良かったと思うのは
とうこちゃん(安蘭けい)とえりたん(壮一帆)

待たされすぎちゃったよね、と思うのは
きりやん(霧矢大夢)とらんとむくん(蘭寿とむ)
もちろん、熟れた魅力は増しましたが
それ以上にもう少し早くトップになっていたら
また違う魅力が出せたのではないかと。
二人とも大好きだから、余計にそう思うのかもしれません。

だから、礼音くんがスムーズに星トップになり
ねねちゃん、2番手てるくん(凰希かなめ)とのトリオの美しさ、スマートさに
涙が出るほど嬉しかったのです。

あの並びは奇跡でしたね。

今回の大劇場公演「The Lost Glory」「パッショネイト宝塚」での
礼音くんの存在感、脂の乗り切った舞台姿を見た身としては
今回の退団は、最高の時期だと思えます。
在任期間を数字で見れば長いのですが
その成長、輝きの増していく様をまざまざと見せつけ
頂点に達したところでやめていく。

幸せなスターだと思います。

最後の日まで、その輝きが増しますように。
  

Posted by オバスミレ  at 17:30Comments(0)公式発表
大好評再演、関西初登場の三谷文楽「其礼成心中」の前楽(っていうのかな?)を見てきました。

東京のパルコでの初演時
「文楽なのに、なぜ東京ばかり面白いことをするの!」とかなり不満だった私。
念願かなっての関西興業です。
(大阪じゃないのが残念だけど)

いやあ、面白かった!!

何と言っても大夫さんが現代語で語ってくれるので
とてもわかりやすく、
大夫さんの滑舌の良さにも感服。
いつもの文楽で内容が100%わからないのは
言葉遣いが古くてなじみがないせいが大だと改めて知りました。

しかも、今回の京都公演は、何と英語字幕付き!

常に字幕が目に入る位置だったので
耳から入る言葉と、目で見る英語との対比も興味深く
2倍、3倍楽しめました。
(ふだんの文楽でもこうすれば面白いのに)

主役の饅頭屋親父の頭は、確かふだん悪役ですよね。
それが、最後には、愛嬌があって可愛くて可愛くて。
最高の主役でした。

それにしても、人形だからできる動きを最大限に生かし、
饅頭屋娘の怒ってのダダコネ、
最後の饅頭屋夫婦の身投げでの水中シーン、
生身の役者ではない人形だからできる表現、演出。

大夫の語りにエコーを効かせて、回想効果を出したり
照明も普通のお芝居のように使ったり、
最後の主役夫婦の引っ込みはまるで宝塚のトップコンビ。
口づけまでかわしてはりましたよ。
カーテンコールもあるし
(人形は愛想よく笑っているように見えるのに、人形遣いの皆さんが真顔なのもおかしかった)
こういう新作があって、古典もあって、
古きを守りつつ、新しいことも取り入れて。

文楽の懐の深さを見たような気がします。

それにしても、本当に楽しい公演。
幕開きの三谷人形さんに握手までしてもらっちゃいました。
ラッキー!!!

もしまたこういう新作があれば、ぜひ通いたいな。







  

Posted by オバスミレ  at 22:13Comments(0)宝塚以外
えりあゆ最後の大劇場公演
『一夢庵風流記 前田慶次』『My Dream TAKARAZUKA』初見の感想

松風可愛いっ!!!!!

えりたん(壮一帆)@前田慶次は予想通りのえりたんで
バウのオグリ以来私の見たかった正しい?えりたんがそこにいました。

あゆっち(愛加あゆ)@まつも、壮さん一筋のあゆっちらしいし
まっつ(未涼亜希)@雪丸のむだに色っぽい悪っぷり
真摯なちぎちゃん(早霧せいな)@奥村助左衛門
愛嬌あって愛情たっぷりなともみん(夢乃聖夏)@深草重太夫

これ宛書ですよね?

ひろさん(一樹千尋)@家康のたぬきおやじっぷり
はっちさん(夏美よう)@秀吉の猿っぷりには脱帽。

とくにはっちさんには、今まで何やってもはっちさんと思っていてごめんなさいとあやまります。

原作は大昔に読んだっきりなのですが
多分思いっきり違う物になっていると思います。

でもキャラクターはたぶんそのままなので
舞台と原作とで二度おいしい作品ではないかと。

役者のたたずまい、衣装、セット、転換から照明まで
そして何より言葉がわかりやすく、かつ美しい。

こんな時代物を見たかったというものをちゃんと見せてくれます。

美しい宝塚
美しい舞台

今日は二階から見たので余計に思ったのですが
いつも美しい照明が今回は特に凝っていて
スポット、サス、ホリゾントありとあらゆる効果的使い方に
ため息が出ました。

そして舞台装置に映像。

昨今映像と舞台の融合は宝塚でも色々行われていますが
今回は今まで見たこともないような映像効果に思えました。

まず幕開き
映像相手に殺陣をするなんて初めて見ました。

色町では、後ろの屏風っぽい所に描かれた梅の枝が
踊りが進むにつれて咲いていく

印象に残ったのはこの2か所ですが
きっと他にもたくさんあったはず。

細かい感想は機会があれば後程書くとして
2点だけ。

松風はとにかくかわいい
芝居をするってこういうことなんだなと知らしめてくれます。
松風だけ見に行ってもいいくらいです。

そして、ともみん
芝居最後、捨丸にかんざしを挿してあげるともみんに泣かされました

先日の前ツアンドレといい、その前のシャルウイのドニーといい
本当に心に響くお芝居をするともみん
私、あなたに堕ちたかも・・・・。  

Posted by オバスミレ  at 16:10Comments(0)観劇感想
宝塚にも縁の深い山村若さんがお出になると聞いて出かけました。

一部と二部に分かれて
一部は、主に名取りではないお弟子さんたちの舞
二部は名取りさんたちばかりのプログラムでした。

仕事の関係で、一部の前半しか見ることができなかったのですが
つい最近、月組の「宝塚をどり」を見た身としては、
どうしても裾捌きや扇子さばきに目が行ってしまって
踊りの上手下手はよくわかりませんが
やはり見せることにかけては宝塚は勘所を押さえているなと感じました。

各部の頭には昔NHKで放送された楽正さんの舞を放映。
その後、一部で若さんが楽春代さんと「蓮獅子」を舞われました。
家元はさすがでした。

日本舞踊ってなかなかに筋力が必要ですね。





  

Posted by オバスミレ  at 22:22Comments(0)宝塚以外
今日はNHKBSで宙組の風と共に去りぬの放送がありますね。

録画予約し忘れに気づいて、わざわざ家に戻ったオバスミレです。

実は「風と共に去りぬ」は、私が独身時代に最後に見た演目です。
それも鳳蘭さんのバトラー。
スカーレットは遥くららさんだと記憶しているのですが、自信なし。

ベルばらブームでチケットが格段に取りにくくなったのと
就職、結婚、出産と生活の変化に追われ、それから20年近く離れていました。

断片的にしか覚えていないのですが、
とても面白かったというかすかな印象が今でも残っています。

そして、久しぶりに生で見たのが、今日放送する宙組の風共。

鳳バトラーはあまりに記憶のかなたなので別格として置いておいて
今回の風共で私はテルくん(凰稀かなめ)を見直しました。
じつはあんな泥臭い役にはまるタイプだとは思っていなかったのです。

私の中では、バトラーはけしてしゃれた都会的ハンサムではありません。
もっと土臭い、カッコいいけれど生きた血の臭いのする(けして怖い意味ではなく)男。
だからこそ、宝塚初のヒゲ二枚目だったのだと思います。

テルくんは、どちらかというと貴族的でスマート、色でいうとミント色のスターさんだと思っています。
星組時代のフォーリー軍曹では頑張っていましたが
それでも柄違い感は端々にありました。

モンテクリスト伯で、男くささの片鱗はみせていましたが
あれは牢獄での姿の印象が強いし
バトラーの汗臭さを出せるのだろうかと。

ごめんなさい。
私はテルくんをなめていました。

初見の日。
最初の銀橋での出。
スマートな二枚目なのに、ちゃんと男くささ満載で立つテルくん。

お歌はえ~らいこっちゃになっていましたが
(後日だんだん持ち直してきました)
雰囲気はバトラーそのもの。

最初のうち、バトラーがスカーレットを愛しているかどうか
舞台上でそれほど明確にはしていないと思うのですが
(セリフやくるみ割りの所は別にして、普段の態度)
最後、メラニーが亡くなった時、
スカーレットがバトラーに目もくれずアシュレに駆け寄ってしまった。
手を差し伸べかけて、固まってしまったバトラー。

おそらくスカーレットは彼がいる事にも気がついていないのでしょう。
だからスカーレットは彼を絶望的に傷つけたことに気がつかない。

けれどバトラーは知ってしまった。
人生の中で一番絶望の淵にいるであろうスカーレットにとって
最初に飛び込むのは自分ではなく、アシュレなのだと。
それまで、何だかんだといってもいつも最後にはバトラーを頼っていたスカーレットなのに。
だから、必ず自分の元に来ると信じていたのに。


これが、それまでの積み重ねなしならまだ救われたかもしれません。
けれど、愛すれば愛するほど、スカーレットの中に見るアシュレの影。
スカーレットにとってやはり自分は一番の男ではなかった。
その時の絶望感、ひしひしと伝わってきました。
2階の後ろまで。

バトラーはスカーレットをお馬鹿さんな所も含めて愛していたのでしょう。
けれど、やはり苦しい。

本当を言うと、スカーレットが最後後悔して「愛している」という所
私がバトラーなら、一度くらいは許してしまうような気がします。

それでも出て行ったのは、なぜなのか。
一緒にいると、またスカーレットの言動に傷つくかもしれないから。
もうこれ以上耐えられない。

そう、バトラーは男臭く強そうに見えるけれど
実は繊細な傷つきやすい男なのです。

あれ?
これって、テルくんのイメージにぴったり?  

Posted by オバスミレ  at 11:08Comments(0)観劇感想
お正月初日明けの2日11時公演
そして、3週間後の2回観劇した、星組『眠らない男~ナポレオン』

さすがに3週間たって、出演者もスタッフも練れてきました。
でも、でも・・・・

私には、ナポレオンの生涯とジョセフィーヌとの愛の二兎を得ようとして
結局どちらも得られなかった中途半端なものに見えてしまいます。

アルプス越え、エジプト遠征、ロシア遠征、
期待していたほどの人海施術スペクタクルも感じられず・・・
二人の愛の流れもスムーズにつながらず・・・

新人公演も縁が合ってみることができたのですが
こちらはジョセフィーヌとの場面を中心に構成されていたと思います。

カットの不満もなく、
却って、タレーランやメッテルニヒの策謀
マルモンの煩悶、嫁姑問題などもストレートに伝わり
ストレスなく感情移入できました。

目玉であるプレスギュルビック氏の楽曲も美しく響き
本公演もこの長さに、ショーの2本立ての方が
よりお正月らしくよかったのではないでしょうか。

多分に本公演のフィナーレ部分の物足りなさも作用していると思います。

そして、ナポレオンという壮大なストーリーを期待させるテーマのせいもあると思います。

取捨選択って大切だとつくづく思い知らされた公演でした。

楽曲は美しいんだけどなぁ



  

Posted by オバスミレ  at 12:15Comments(0)観劇感想
制作発表以来、わくわくして初日を待っている雪組「Shall We ダンス?」
なのに、何という事・・・

宝塚歌劇HPより-----------
2013/10/29

雪組 宝塚大劇場公演 休演者のお知らせ

雪組 宝塚大劇場公演『Shall we ダンス?』『CONGRATULATIONS 宝塚!!』の休演者をお知らせいたします。

雪組 未涼 亜希
※怪我の為、宝塚大劇場公演を全日程休演いたします。

【代役】
『Shall we ダンス?』
アルバート役・・・・・・・彩凪 翔
ポール役・・・・・・・・・・帆風 成海
ダンス教室の生徒・・・凰 いぶき
------------------------------------

まっつは歌の人というイメージがあるけれど
実はダンスの人でもあるんですよね。

どんな社交ダンスを見せてくれるか楽しみだったのに・・・
ひどい怪我でないことを祈ります。

東京では復帰してくれますように。

で、代役が翔くんか・・・
ひめ相手のトップダンサー役、がんばれ!!!

探偵の助手役に、ほたてっていうのは、
冗談から出た誠になってしまいましたね。
ホタテマン再び。

怪我をしたまっつが一番悔しいと思います。
しっかり治して次に備えてくださいね。

それにしても・・・・・。

  

Posted by オバスミレ  at 13:32Comments(0)公式発表
月雲の皇子東上再演おめでとう!!!

良い作品が正当に評価され
それが形になって現われるのは、とても嬉しい!

主役トリオの持つ良さが生かされた作品だっただけに
できれば、同じキャストで上演されますように。

もちろん、専科さんの夏美さんも含めて、全キャストを、ぜひ!

----宝塚歌劇公式HPより-----
2013/07/19
2013年 公演ラインアップ【東京特別】<12月・月組『月雲の皇子』>
7月19日(金)、2013年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、
東京特別公演の上演作品が決定いたしましたのでお知らせいたします。

月組
■主演・・・(月組)珠城 りょう

◆天王洲 銀河劇場:2013年12月17日(火)~12月24日(火)
一般前売:2013年11月10日(日)
座席料金:S席6,500円、A席5,500円(税込)
※当初発表の公演スケジュールから変更(公演を追加)して上演いたします。

バウ・ロマン
『月雲(つきぐも)の皇子(みこ)』
-衣通姫(そとおりひめ)伝説より-
作・演出/上田 久美子

 今年5月にバウホールで上演され、好評を博した本作品を東京特別公演として再演いたします。
 「古事記」や「日本書紀」に残る一大恋愛叙事詩、衣通姫伝説。
黎明期の大和朝廷、美貌の皇子と皇女が禁じられた恋に落ち、
流刑の地で心中したという哀切な「物語」に秘められた真実とは…

 その涼やかな姿と優しさで人望をあつめる木梨軽皇子(きなしかるのみこ)には、
皇位継承のライバルと見なされる勇猛な弟、穴穂皇子(あなほのみこ)と、
美しい「妹」がいた。
三人の晴れ渡るような青春の夢と恋の物語は、
やがて歴史の暗雲に覆われてゆく。
流刑の地の果てで、木梨軽皇子が見たものは…

 古代の混沌から国家が形をなしていった日本の黎明期、
歴史の大きな流れに飲まれて消えていった人々の悲哀と、
そして、「物語」の真実を、劇的に描き出します。   

Posted by オバスミレ  at 17:25Comments(0)公式発表
舞台は生もの
これからどんどん進化していくかもしれませんが
とりあえず、月初日感想を第一印象で語ります。

幕開き前、緞帳が開いてルパンの文字がぼんやり見える。

暗い舞台だ・・・・・そうか、演出は正塚さんでした・・・・

幕開き、ルパンのまさおくん(龍真咲)と作家ルブランのみっちゃん(北翔海莉)
二人芝居から始まります。

すっとしたスマートな立ち姿の男役二人。
まさおくんはともかく
フロックコートのおかげなのか、すっきりとスタイルが良く
しゃべりだすまで、みっちゃんだと確信がもてないくらい。
(どんなイメージやねん、みっちゃんに失礼!)

そう、昔、月組時代、新公のドンファンで、真ん中三人、
みっちゃん、もりえちゃん(青樹泉)、めおちゃん(真野すがた)の背格好が同じようで
区別がつきにくいなと思った思い出。
(なにしろ本役が、紫吹淳、汐風幸、霧矢大夢と背格好バラバラの3人でしたから)

それを思い出させました。

舞台は、ルパンまさおくんに取材するルブランみっちゃんの書く物語、という形で進みます。

そのため、みっちゃんは、いつもまさおくんとニコイチか、
脇でルキーニのように見ているか(あんなに不気味じゃないですが)

とにかく気がつけばどこかにいるという形です。

原作を前もって読んでいたので、いろいろな設定や説明はどうするのかなと思っていたのですが
何だか中途半端な提示の印象があります。

正塚さんは、説明台詞の羅列ではなく、
一言でズバッと状況説明するのがうまいタイプだと思っていたのですが
なにしろ、まさおくんルパンにみっちゃんルブランが話を聞くという形をとっているため
その一言で!テクニックがなかった印象です。

雪組の追憶のバルセロナという、ぶんちゃん(えまおゆう)主演の作品で
離れ離れになった恋人と再開のシーン、
本人と分からない状況で出会ったときに
元親友が「私の妻に何をする!」という一言。
これだけで、元恋人と元親友が結ばれたことが、主役にも観客にも一瞬でわかる
そこに、正塚さんのうまさを見た身としては残念です。

ふたりの掛け合いは、みっちゃんのセリフ通りの良さもあって、非常にわかりやすいのですが
なんだか、正塚さんの良さを殺してしまったような。

それが、テンポ感の中途半端さにつながったのかもしれません。

舞台に出る人数は、基本少な目。
このあたりは、いつもの正塚さんですね。

ちゃぴ(愛希 れいか)は原作を読んだ時から、彼女のイメージにぴったりでした。
まったくその通り、原作から抜け出たような。

マギー(星条海斗)のガニマール警部とすーちゃん(憧花 ゆりの)の予審判事の場面は
息抜きの箸休め。
二人の掛け合いは最高。
特にマギーは前回ミーマイのバーチェスター、フェザーセット以来、新境地開拓ではないでしょうか。
こういうマギーは大好きです。

新加入のかちゃ(凪七 瑠海)のドナルド・ドースンは
途中の心境も良く見るととてもわかりやすい演技です。
あごひげと眼鏡もアイデア勝ち。
大人に見えます。
でも、ショーだと変わらずなんだよな・・・・
若いころ、うまく化けたらりかちゃん(紫吹淳)タイプになれると思ったのに
そのころのままなのが、本当に残念です。
がんばれ!

みやるり(美弥 るりか)のヘアフォール伯爵に「大人になったな」と感慨。
バウの「リラの壁に囚人たち」での軍人役の背伸び感がウソのような
落ちついたそれでいて若々しい貴族様がしっかり身についていました。
ショーでも、かっこよくて、色気があって
今までのみやるりと一味違う感じ。

月組の中で異質感のあるコマ(沙央 くらま)は、お芝居でもショーでも
いい意味でスパイスになっていました。

そして、たまきち(珠城 りょう)は、何だか若返った?
まだまだ頑張れ!感はありますが、
かなりあか抜けてきて勢いが見えます。


お芝居では、上記の人たち以外は目立つ出番もあまりなく
(オックスフォード公の宇月 颯くんを除く)
下級生ファンはちょっと可愛そうかも。
ま、その分ショーではみんないっぱい出ているからプラマイゼロ?

ショーは、
まさおくんの美しさ、
みっちゃんの美声、
ちゃぴのはつらつとした柔らかいダンスを堪能し
中心メンバーになってきた、みやるり、マギー、かちゃ、こまつんの
増した安定感に安心し
舞台狭しと大勢で踊りまわる中村一徳ショーを充分味わいました。

そして、ん?かっこいい!!と思ったら、いつも
男役なら組長(腰乃りゅう)、女役なら紗那 ゆずはちゃん。
こころ姐さん(妃鳳 こころ)も色っぽく、
退団が残念でなりません。

まだ、まさお月組のリズム、色を手探りで探しているような印象を受けた初日。

千秋楽、そして東京に向けて、
芝居、ショーとも、どんなリズムが生まれてくるか
楽しみにしています。

追記 ショーでは退団者3名(組長、こころ姐さん、ゆずはちゃん)とまさおくんからみの場面有。
粋な演出ですよ。お楽しみに。





  

Posted by オバスミレ  at 11:40Comments(0)観劇感想
月組宝塚大劇場公演
ルパンとFantastic Energy
初日を観劇してきました。

トップのまさおくん(龍真咲)とちゃぴちゃん(愛希れいか)
そして回りの若手も変わったわけではないのに
かちゃ(凪七瑠海)とこまつん(沙央くらま)が加わり
前からいたとはいえ、みやるり(美弥るりか)がいる並び。
みっちゃん(北翔海莉)も加わった真中あたりを見ていると
何組だか混乱しそうでした。

何と言っても、みりおちゃん(明日海りお)がいないのと
副組長だったあーさま(花瀬みずか)がいないだけで
一気に月組色が薄れたような気がします。

さて、その新加入のかちゃ。
今まで宙えそのきゃしゃさが男役として足を引っ張っている感じがしていたのですが、
今回まさおくん、みやるりと並ぶと、あまりきゃしゃに見えない
ということに気がつきました。

そうか宙組は、縦だけじゃなく厚みもそれなりにあったのね。

組替えは良かったかもと思いました。

でも、まさおくんやみやるりはこれまでも、男役として見えないくらいきゃしゃには見えていなかったので
かちゃとどこか補正や着こなしがちがうのでしょうね。

そして、見た事ないけど、うまいしかっこいい男役だ
と思ったら、たいていコマだったという事実。

良い意味で異質で目を引きました。
お芝居も悪っぽくて、いいわ。

今回何より、お芝居のみっちゃんのカッコよさに驚きました。
最初まさおくんと二人で出てきた時
まさおくんに負けないスマートさで、みっちゃんだとわからなかったのはご愛敬。
髭がお似合い。

そして、ヘアフォール役のみやるりが、すごく大人の男になっていて
主要な役の中でもはまり役だったと思います。

色々思う事はあったのですが、とりあえず時間切れ。

では、また。






  

Posted by オバスミレ  at 00:08Comments(0)観劇感想
心ひそかに楽しみにしている2013年大劇ラストの演目
雪組の『Shall we ダンス?』

私は、原作の映画の大ファンです。
最初に見たときには、役所さんの奥さん、原日出子さんに感情移入して涙涙でした。

旦那さんが好きなものを理解して一緒に楽しみたいという感情は自然だと思うのに・・・
と思っていたのです。

ハリウッド版は、まったく別物として見ることができました。
日本版より夫婦の関係がもっと描かれていたので。

エスカレーターからバラの花を持って現れるリチャードギア
アメリカならそうですよね。

それにしても、この作品を雪組でやると決まった時に
ダンス教師の草刈民代さんの役をあゆっち(愛加 あゆ)がするの?
そして、二番手チギちゃん(早霧 せいな)の役はどれ?

この2つが思い浮かべることができませんでした。

壮さんの役所さんの役はリチャードギアに変換したら、納得だったのですが。

草刈さんの役は主役に匹敵するくらいドラマのある役だけど
あゆっちでは無理があるような気がするのです。

あゆっちの魅う力は、包み込むような暖かさ、母性であって
あの役のシャープさは、ちょっと違うような気がします。

あゆっちは奥さん役の方が似合うよなぁ。
ハリウッド版の感じだとありかな
と思っていました。

でも、そうすると草刈さん役は誰?
奥さんよりメインなのに。

一方、ちぎちゃんの役は、本当に思いつきませんでした。

脚本的には、竹中直人の役が二番手なのですけれど
あの暑苦しさは、できれば、ともみん(夢乃聖夏)にやってほしいし
チギちゃんがやるなら、かっこよいタイプにしてもらわないと。

でも、それじゃ、あの役の魅力がでないよね、と思っていました。

ですから、今回の発表があった時、
思わず「その手があったか」とひざを打ってしましました。

そうですよね、二番手ちぎちゃんに脇筋のドラマを持ってきてスポットを当て
主筋の夫婦はトップコンビで描くには、この配役が一番。

悩めるチギちゃんは見ごたえありますし
女役でも、きっときれいな先生になってくれるはず。

ともみん@竹中の希望も残っているし、
年末がますます楽しみになってきました。

ところで、渡辺えりの役は誰がするのかしら?
せし子(大湖せしる)?
それとも、誰か男役?
まさか大(鳳翔大)ちゃん?
まさかね・・・・・






  

Posted by オバスミレ  at 18:39Comments(0)公式発表
星組ロミジュリ初日観劇をして思ったこと

「私、この乳母、好き」

さやか(美城れん)さん
84期の男役。

小柄でかわいらしい顔なのに、おっさん役が多く
ええ声が私好み。

特に最近、ドラマシティの南太平洋でのちゃかり屋の海兵さんに個人的注目度アップ

その人だから、というのも少しあるかもしれませんが
とにかく、最高でした。

これだけでも、何回でも見たいと思えました。

暖かい乳母

佇まいも、声も、表情も
ジュリエットを本当に子供のころからいつくしんで育てたんだなとわかる優しさ

キャピュレット卿とジュリエットの言い争いに、
おろおろ困る表情

なんでしょう、とにかく自然に包み込むような暖かさ。

どーんと構えた柔らかさ

改めて、歴代の乳母
れみちゃん、こまちゃん、美穂さんについて、思いました。

先の二人は、よくやっていたけれど、余裕がなかったのだな、特に歌で。
そして、歌に余裕のある美穂さんは、元々の風貌とのギャップで三枚目風に違和感があった。

その時には思わなかったのですが
さやかさんの乳母を見て、その3人でいまひとつ落ち着かなかった訳がわかったような気がします。

ネット上で
「さやかさんの正しい使い方」という言葉がつぶやかれていました。

確かに、
乳母がさやかさんで良かった。

というか、さやかさんが乳母で良かった。

初演のピーターも可愛かったんですけどね。



ちょっと横道
現在在団中の84期
さやかさん、みっちゃん、まっつ、ゆめみさん
みんな歌うまかつ芝居できるし、ダンスだってOK。
この4人で、バウコンサートとかの84期公演をやってくれないかな。

無理なら、みっちゃんのスカステ、Musicパレットのスペシャルでもいいから。
前回の雪組で共演した2人は無理でも最低さやかさんだけでも。

劇団様、スカステ様、お願いします。

言霊、言霊  

Posted by オバスミレ  at 19:59Comments(0)観劇感想
星組によるロミオとジュリエット、再演初日に行ってきました。

第一印象
「3年の月日は伊達じゃない!」

それを特に感じさせてくれた個人3人。
3年前と同じ役だった人たちです。

まず、死のまかぜ氏(真風涼帆)
出てきた瞬間、見た目も動きもシャープになったと感じました。
REON!の時の死のダンスからも期待していたのですが
期待以上の死。

初演時には不気味さが勝っていた死が、鋭さ、冷たさを増して帰ってきました。

そして、パリス伯爵のみっきー(天寿光希)
初演時も良かったと思っていたのですが
あれはいっぱいいっぱいだったんだな、と改めて感じました。
なかなかに空気の読めない人で、ちょっと「天使のはしご」の牧師さん風味。
経験が生きていますね。
いつの間にか、殻をひとつ脱いでいたのですね。

そして、最優秀深化賞は
音花ゆりちゃんのキャピュレット夫人。
初演時は、こんな年配の奥様の役はかわいそうと思う位
もちろん、きちんと充分にできていたのですが
どうしてもぬぐえなかった背伸び感が、まったくなくなっていて
美しさと下品さ、色っぽさ、貴族っぽさと俗っぽさのバランスが良かった。

つらつらと個人を並べましたが、
何よりも、舞台そのもの、星組全体の完成度の高さに
「3年の月日は伊達じゃなかった」と思い知りました。


実際の経験も、そして他組での上演も
この深化に影響しているのでしょう。

そう思えばそこそこの間隔でも再演も悪くないと思えます。
  

Posted by オバスミレ  at 19:40Comments(0)観劇感想