星梅芸。LOVE&DREAM観劇。
歌を歌としてきれいに歌うのではなく、
芝居として歌う舞台でした。
それはみっちゃんだけではなく、
他の生徒さんもその姿勢が感じられ
うまいとか下手とか声がいいとか以外の評価軸を示してくれました。
それにしても、みっちゃんの歌唱力、ダンス、歌詞に乗せた心。
会場全体と包みこみ、凄いとしか言いようがなく、酔いしれるだけ。
そして、それにぴったりついていくふうちゃんもさすが。
本当にこの二人が組んでくれて良かった。
以下印象に残った人たちを
ふうちゃんの「ありのままに」
礼くんがCDで歌っているので、どうかなと危惧していたのですが
何の何の、ふうちゃんの、ふうちゃんだけの「ありのままに」でした。
エルサ(でしたっけ?見ていないのでわからなくて)の気持ちがしっかり伝わり
ドラマチックな歌いあげに、あらためてふうちゃんを見直しました。
かいくんの「うたかたの恋」
もう王子様そのもの
マリー役の娘役さん(ごめんなさい、お名前がわからなくて)もきれいな声で
いかにもマリーらしく
ちょっとお歌が苦手な七海さんがそうは聞こえなかったのは
この娘役ちゃんのおかげかな。
お芝居の歌としては、かいちゃんいいんだけどな。
薔薇のタンゴ、真ん中でものすごく楽しそうに踊るまさこさま。
こっちまで、にこにこです。
あーちゃんも可愛かったなぁ。
歌やセリフもしっかりして、昔の棒読へろへろ時代が嘘の様です。
近年一番成長した娘役さんではないかしら。
群舞で、あのはりきって踊っているきれっきれの人は誰?
と思ってみると、たいていみきちぐ副組長。
「世界に求む」
会場に広がるひろ香くんの柔らかい大らかな声。
涙が出そうになりました。
夏樹れいくんも大活躍。
アンドレ役やりませんか?と言いたくなるほど素敵な「白ばらの人」
芝居歌だなと実感させてくれたのが
シナーマンの音咲いつきくん。
多分もっときれいに歌いあげる事ができる人なのだけれど
芝居としては、あの歌い方が正しいのだと思います。
そして、それがきっちり心に刺さってくる。
シナーマンの歌詞をきちんと聴けたのは初めてな気がします。
歌詞と言えば、今回の公演はどの歌もしっかり歌詞が聞き取れて
それも、芝居歌として歌ってるなと思った大きな理由です。
バウの鈴蘭組の歌唱力も決して見劣りしていないので
これは次の「こうもり」が楽しみです。
歌を歌としてきれいに歌うのではなく、
芝居として歌う舞台でした。
それはみっちゃんだけではなく、
他の生徒さんもその姿勢が感じられ
うまいとか下手とか声がいいとか以外の評価軸を示してくれました。
それにしても、みっちゃんの歌唱力、ダンス、歌詞に乗せた心。
会場全体と包みこみ、凄いとしか言いようがなく、酔いしれるだけ。
そして、それにぴったりついていくふうちゃんもさすが。
本当にこの二人が組んでくれて良かった。
以下印象に残った人たちを
ふうちゃんの「ありのままに」
礼くんがCDで歌っているので、どうかなと危惧していたのですが
何の何の、ふうちゃんの、ふうちゃんだけの「ありのままに」でした。
エルサ(でしたっけ?見ていないのでわからなくて)の気持ちがしっかり伝わり
ドラマチックな歌いあげに、あらためてふうちゃんを見直しました。
かいくんの「うたかたの恋」
もう王子様そのもの
マリー役の娘役さん(ごめんなさい、お名前がわからなくて)もきれいな声で
いかにもマリーらしく
ちょっとお歌が苦手な七海さんがそうは聞こえなかったのは
この娘役ちゃんのおかげかな。
お芝居の歌としては、かいちゃんいいんだけどな。
薔薇のタンゴ、真ん中でものすごく楽しそうに踊るまさこさま。
こっちまで、にこにこです。
あーちゃんも可愛かったなぁ。
歌やセリフもしっかりして、昔の棒読へろへろ時代が嘘の様です。
近年一番成長した娘役さんではないかしら。
群舞で、あのはりきって踊っているきれっきれの人は誰?
と思ってみると、たいていみきちぐ副組長。
「世界に求む」
会場に広がるひろ香くんの柔らかい大らかな声。
涙が出そうになりました。
夏樹れいくんも大活躍。
アンドレ役やりませんか?と言いたくなるほど素敵な「白ばらの人」
芝居歌だなと実感させてくれたのが
シナーマンの音咲いつきくん。
多分もっときれいに歌いあげる事ができる人なのだけれど
芝居としては、あの歌い方が正しいのだと思います。
そして、それがきっちり心に刺さってくる。
シナーマンの歌詞をきちんと聴けたのは初めてな気がします。
歌詞と言えば、今回の公演はどの歌もしっかり歌詞が聞き取れて
それも、芝居歌として歌ってるなと思った大きな理由です。
バウの鈴蘭組の歌唱力も決して見劣りしていないので
これは次の「こうもり」が楽しみです。
衣装や曲構成を2パターン用意していたようで
ラッキーにも両パターンを見ることができました。
とにかく、みっちゃん(北翔海莉)のサービス精神はすごい!
お客様を楽しませよう
自分も楽しもう
スタッフにも楽しんでもらおう
と、できる限りのことを全力でやる。
歌いながら何回客席を回ったことか。
ステージ横にも客席はあり
斜め後ろから見る形になるのですが
ちゃんと気の付くみっちゃんは、その席にもきちんと顔を向け、見てくれる。
曲目はジャズとラテン少々。
さすがに今回はフラメンコはありませんでしたが
サックス演奏に三味線(何と三味線で監獄ロック、その後の鼠小僧バージョンですって)
オカリナ演奏も。
それにしても、みっちゃんサックス上手くなりました。
最初スカステで聞いたときは、歌声の豊かさとのあまりの乖離に目を覆ったものでした。
でも、今回のサックスの音色は、みっちゃんの歌声と同じように
艶があり、歌っていました。
その時その時で最高のパフォーマンスを見せることに
いつも全力であたってくれるみっちゃん。
会場の中で、誰一人置いてきぼりになることのないように
全力で気を配ってくれるみっちゃん。
音楽学校に入ってから、もう20年ですって。
3月19日生まれだから、同期の中でも多分一番幼かったのでしょうね。
入学時の成績もビリだったとか。
そんなみっちゃんが、努力して努力して
今もまだ努力して磨き続けている物を
全てぶつけてくれたステージでした。
観に行けて幸せでした。
専科として最後のお仕事。
次は星組生として、私たちの前に現れてくれます。
ところで、何と、ついに大型と牽引の免許も取ったらしいですよ。
凄いね。
将来は、自分でトラック運転して旅回りできちゃいますよ。
面白い人だわ、みっちゃんは。
まだまだ目が離せません。
ラッキーにも両パターンを見ることができました。
とにかく、みっちゃん(北翔海莉)のサービス精神はすごい!
お客様を楽しませよう
自分も楽しもう
スタッフにも楽しんでもらおう
と、できる限りのことを全力でやる。
歌いながら何回客席を回ったことか。
ステージ横にも客席はあり
斜め後ろから見る形になるのですが
ちゃんと気の付くみっちゃんは、その席にもきちんと顔を向け、見てくれる。
曲目はジャズとラテン少々。
さすがに今回はフラメンコはありませんでしたが
サックス演奏に三味線(何と三味線で監獄ロック、その後の鼠小僧バージョンですって)
オカリナ演奏も。
それにしても、みっちゃんサックス上手くなりました。
最初スカステで聞いたときは、歌声の豊かさとのあまりの乖離に目を覆ったものでした。
でも、今回のサックスの音色は、みっちゃんの歌声と同じように
艶があり、歌っていました。
その時その時で最高のパフォーマンスを見せることに
いつも全力であたってくれるみっちゃん。
会場の中で、誰一人置いてきぼりになることのないように
全力で気を配ってくれるみっちゃん。
音楽学校に入ってから、もう20年ですって。
3月19日生まれだから、同期の中でも多分一番幼かったのでしょうね。
入学時の成績もビリだったとか。
そんなみっちゃんが、努力して努力して
今もまだ努力して磨き続けている物を
全てぶつけてくれたステージでした。
観に行けて幸せでした。
専科として最後のお仕事。
次は星組生として、私たちの前に現れてくれます。
ところで、何と、ついに大型と牽引の免許も取ったらしいですよ。
凄いね。
将来は、自分でトラック運転して旅回りできちゃいますよ。
面白い人だわ、みっちゃんは。
まだまだ目が離せません。
昨日、梅田芸術劇場メインホールで
宙組さんの「TOP HAT」を見てきました。
いやあ、楽しい公演でした。
アメリカのミュージカル映画らしく
極端にキャラクターが濃くて
その最たるものが、愛月ひかるくんのイタリア人デザイナー(かな?)
愛ちゃん、この舞台で一皮むけた、というか
本当に服を脱いでいましたね。
靴が短靴で靴下が見えていた時点であれ?と思って見ていたら
踊りながら、上着を脱いで、靴を脱いで、
ズボンまで脱いだ、時点で目が点!
え~シャツも脱ぐの~!!!
出てきた派手派手パジャマに大笑いです。
スーパーマンみたい。
あれ、宝塚でもありなんだと思いつつ
宝塚だからこそ下品にならず
笑って見ていられるんだなと思いました。
いやあ、本当に良くがんばった。
これがトップお披露目の朝夏まなとさんは
ちゃらいという言葉がこれほど似合う人はいないんじゃ
と思うくらい、良い意味でちゃらかった。
もう、まあくんとは呼べませんね。
まあ様です。
軽くて、明るくて、笑顔が似合って、変に自信があって、もてもて。
あまりにぴったりなので、役じゃなくて、本人の持ち味じゃないかと。
次のラダメスもモテモテだから、ちゃらくなったらどうしましょ。
相手役の実咲凛音ちゃんも、舞台で自然に呼吸していました。
前トップとのコンビも一生懸命ついて行っている感じがけなげで大好きでしたが
今回は対等に、のびのび、いきいき。
幼馴染からカップルになった新婚さん。
軽やかなダンスは、この二人ならではかと。
アムールde99での泥棒紳士の場面の時よりも
さらに軽やかでおしゃれ、リフトもきれいに決まって。
他の出演者も、隅っこにいる下級生まで
それぞれ大任をまかされ、みんな楽しそう。
それにタップってどうしてあんなに心を高揚させて
ハッピーは気持ちにさせてくれるのでしょうか。
舞台上も客席も劇場全体がハッピーに包まれた時間でした。
これは見ないと損!
でも、もう梅田はチケットないみたいですね。
やはり良い演目は売れますね
宙組さんの「TOP HAT」を見てきました。
いやあ、楽しい公演でした。
アメリカのミュージカル映画らしく
極端にキャラクターが濃くて
その最たるものが、愛月ひかるくんのイタリア人デザイナー(かな?)
愛ちゃん、この舞台で一皮むけた、というか
本当に服を脱いでいましたね。
靴が短靴で靴下が見えていた時点であれ?と思って見ていたら
踊りながら、上着を脱いで、靴を脱いで、
ズボンまで脱いだ、時点で目が点!
え~シャツも脱ぐの~!!!
出てきた派手派手パジャマに大笑いです。
スーパーマンみたい。
あれ、宝塚でもありなんだと思いつつ
宝塚だからこそ下品にならず
笑って見ていられるんだなと思いました。
いやあ、本当に良くがんばった。
これがトップお披露目の朝夏まなとさんは
ちゃらいという言葉がこれほど似合う人はいないんじゃ
と思うくらい、良い意味でちゃらかった。
もう、まあくんとは呼べませんね。
まあ様です。
軽くて、明るくて、笑顔が似合って、変に自信があって、もてもて。
あまりにぴったりなので、役じゃなくて、本人の持ち味じゃないかと。
次のラダメスもモテモテだから、ちゃらくなったらどうしましょ。
相手役の実咲凛音ちゃんも、舞台で自然に呼吸していました。
前トップとのコンビも一生懸命ついて行っている感じがけなげで大好きでしたが
今回は対等に、のびのび、いきいき。
幼馴染からカップルになった新婚さん。
軽やかなダンスは、この二人ならではかと。
アムールde99での泥棒紳士の場面の時よりも
さらに軽やかでおしゃれ、リフトもきれいに決まって。
他の出演者も、隅っこにいる下級生まで
それぞれ大任をまかされ、みんな楽しそう。
それにタップってどうしてあんなに心を高揚させて
ハッピーは気持ちにさせてくれるのでしょうか。
舞台上も客席も劇場全体がハッピーに包まれた時間でした。
これは見ないと損!
でも、もう梅田はチケットないみたいですね。
やはり良い演目は売れますね
えりあゆ最後の大劇場公演
『一夢庵風流記 前田慶次』『My Dream TAKARAZUKA』初見の感想
松風可愛いっ!!!!!
えりたん(壮一帆)@前田慶次は予想通りのえりたんで
バウのオグリ以来私の見たかった正しい?えりたんがそこにいました。
あゆっち(愛加あゆ)@まつも、壮さん一筋のあゆっちらしいし
まっつ(未涼亜希)@雪丸のむだに色っぽい悪っぷり
真摯なちぎちゃん(早霧せいな)@奥村助左衛門
愛嬌あって愛情たっぷりなともみん(夢乃聖夏)@深草重太夫
これ宛書ですよね?
ひろさん(一樹千尋)@家康のたぬきおやじっぷり
はっちさん(夏美よう)@秀吉の猿っぷりには脱帽。
とくにはっちさんには、今まで何やってもはっちさんと思っていてごめんなさいとあやまります。
原作は大昔に読んだっきりなのですが
多分思いっきり違う物になっていると思います。
でもキャラクターはたぶんそのままなので
舞台と原作とで二度おいしい作品ではないかと。
役者のたたずまい、衣装、セット、転換から照明まで
そして何より言葉がわかりやすく、かつ美しい。
こんな時代物を見たかったというものをちゃんと見せてくれます。
美しい宝塚
美しい舞台
今日は二階から見たので余計に思ったのですが
いつも美しい照明が今回は特に凝っていて
スポット、サス、ホリゾントありとあらゆる効果的使い方に
ため息が出ました。
そして舞台装置に映像。
昨今映像と舞台の融合は宝塚でも色々行われていますが
今回は今まで見たこともないような映像効果に思えました。
まず幕開き
映像相手に殺陣をするなんて初めて見ました。
色町では、後ろの屏風っぽい所に描かれた梅の枝が
踊りが進むにつれて咲いていく
印象に残ったのはこの2か所ですが
きっと他にもたくさんあったはず。
細かい感想は機会があれば後程書くとして
2点だけ。
松風はとにかくかわいい
芝居をするってこういうことなんだなと知らしめてくれます。
松風だけ見に行ってもいいくらいです。
そして、ともみん
芝居最後、捨丸にかんざしを挿してあげるともみんに泣かされました
先日の前ツアンドレといい、その前のシャルウイのドニーといい
本当に心に響くお芝居をするともみん
私、あなたに堕ちたかも・・・・。
『一夢庵風流記 前田慶次』『My Dream TAKARAZUKA』初見の感想
松風可愛いっ!!!!!
えりたん(壮一帆)@前田慶次は予想通りのえりたんで
バウのオグリ以来私の見たかった正しい?えりたんがそこにいました。
あゆっち(愛加あゆ)@まつも、壮さん一筋のあゆっちらしいし
まっつ(未涼亜希)@雪丸のむだに色っぽい悪っぷり
真摯なちぎちゃん(早霧せいな)@奥村助左衛門
愛嬌あって愛情たっぷりなともみん(夢乃聖夏)@深草重太夫
これ宛書ですよね?
ひろさん(一樹千尋)@家康のたぬきおやじっぷり
はっちさん(夏美よう)@秀吉の猿っぷりには脱帽。
とくにはっちさんには、今まで何やってもはっちさんと思っていてごめんなさいとあやまります。
原作は大昔に読んだっきりなのですが
多分思いっきり違う物になっていると思います。
でもキャラクターはたぶんそのままなので
舞台と原作とで二度おいしい作品ではないかと。
役者のたたずまい、衣装、セット、転換から照明まで
そして何より言葉がわかりやすく、かつ美しい。
こんな時代物を見たかったというものをちゃんと見せてくれます。
美しい宝塚
美しい舞台
今日は二階から見たので余計に思ったのですが
いつも美しい照明が今回は特に凝っていて
スポット、サス、ホリゾントありとあらゆる効果的使い方に
ため息が出ました。
そして舞台装置に映像。
昨今映像と舞台の融合は宝塚でも色々行われていますが
今回は今まで見たこともないような映像効果に思えました。
まず幕開き
映像相手に殺陣をするなんて初めて見ました。
色町では、後ろの屏風っぽい所に描かれた梅の枝が
踊りが進むにつれて咲いていく
印象に残ったのはこの2か所ですが
きっと他にもたくさんあったはず。
細かい感想は機会があれば後程書くとして
2点だけ。
松風はとにかくかわいい
芝居をするってこういうことなんだなと知らしめてくれます。
松風だけ見に行ってもいいくらいです。
そして、ともみん
芝居最後、捨丸にかんざしを挿してあげるともみんに泣かされました
先日の前ツアンドレといい、その前のシャルウイのドニーといい
本当に心に響くお芝居をするともみん
私、あなたに堕ちたかも・・・・。
今日はNHKBSで宙組の風と共に去りぬの放送がありますね。
録画予約し忘れに気づいて、わざわざ家に戻ったオバスミレです。
実は「風と共に去りぬ」は、私が独身時代に最後に見た演目です。
それも鳳蘭さんのバトラー。
スカーレットは遥くららさんだと記憶しているのですが、自信なし。
ベルばらブームでチケットが格段に取りにくくなったのと
就職、結婚、出産と生活の変化に追われ、それから20年近く離れていました。
断片的にしか覚えていないのですが、
とても面白かったというかすかな印象が今でも残っています。
そして、久しぶりに生で見たのが、今日放送する宙組の風共。
鳳バトラーはあまりに記憶のかなたなので別格として置いておいて
今回の風共で私はテルくん(凰稀かなめ)を見直しました。
じつはあんな泥臭い役にはまるタイプだとは思っていなかったのです。
私の中では、バトラーはけしてしゃれた都会的ハンサムではありません。
もっと土臭い、カッコいいけれど生きた血の臭いのする(けして怖い意味ではなく)男。
だからこそ、宝塚初のヒゲ二枚目だったのだと思います。
テルくんは、どちらかというと貴族的でスマート、色でいうとミント色のスターさんだと思っています。
星組時代のフォーリー軍曹では頑張っていましたが
それでも柄違い感は端々にありました。
モンテクリスト伯で、男くささの片鱗はみせていましたが
あれは牢獄での姿の印象が強いし
バトラーの汗臭さを出せるのだろうかと。
ごめんなさい。
私はテルくんをなめていました。
初見の日。
最初の銀橋での出。
スマートな二枚目なのに、ちゃんと男くささ満載で立つテルくん。
お歌はえ~らいこっちゃになっていましたが
(後日だんだん持ち直してきました)
雰囲気はバトラーそのもの。
最初のうち、バトラーがスカーレットを愛しているかどうか
舞台上でそれほど明確にはしていないと思うのですが
(セリフやくるみ割りの所は別にして、普段の態度)
最後、メラニーが亡くなった時、
スカーレットがバトラーに目もくれずアシュレに駆け寄ってしまった。
手を差し伸べかけて、固まってしまったバトラー。
おそらくスカーレットは彼がいる事にも気がついていないのでしょう。
だからスカーレットは彼を絶望的に傷つけたことに気がつかない。
けれどバトラーは知ってしまった。
人生の中で一番絶望の淵にいるであろうスカーレットにとって
最初に飛び込むのは自分ではなく、アシュレなのだと。
それまで、何だかんだといってもいつも最後にはバトラーを頼っていたスカーレットなのに。
だから、必ず自分の元に来ると信じていたのに。
これが、それまでの積み重ねなしならまだ救われたかもしれません。
けれど、愛すれば愛するほど、スカーレットの中に見るアシュレの影。
スカーレットにとってやはり自分は一番の男ではなかった。
その時の絶望感、ひしひしと伝わってきました。
2階の後ろまで。
バトラーはスカーレットをお馬鹿さんな所も含めて愛していたのでしょう。
けれど、やはり苦しい。
本当を言うと、スカーレットが最後後悔して「愛している」という所
私がバトラーなら、一度くらいは許してしまうような気がします。
それでも出て行ったのは、なぜなのか。
一緒にいると、またスカーレットの言動に傷つくかもしれないから。
もうこれ以上耐えられない。
そう、バトラーは男臭く強そうに見えるけれど
実は繊細な傷つきやすい男なのです。
あれ?
これって、テルくんのイメージにぴったり?
録画予約し忘れに気づいて、わざわざ家に戻ったオバスミレです。
実は「風と共に去りぬ」は、私が独身時代に最後に見た演目です。
それも鳳蘭さんのバトラー。
スカーレットは遥くららさんだと記憶しているのですが、自信なし。
ベルばらブームでチケットが格段に取りにくくなったのと
就職、結婚、出産と生活の変化に追われ、それから20年近く離れていました。
断片的にしか覚えていないのですが、
とても面白かったというかすかな印象が今でも残っています。
そして、久しぶりに生で見たのが、今日放送する宙組の風共。
鳳バトラーはあまりに記憶のかなたなので別格として置いておいて
今回の風共で私はテルくん(凰稀かなめ)を見直しました。
じつはあんな泥臭い役にはまるタイプだとは思っていなかったのです。
私の中では、バトラーはけしてしゃれた都会的ハンサムではありません。
もっと土臭い、カッコいいけれど生きた血の臭いのする(けして怖い意味ではなく)男。
だからこそ、宝塚初のヒゲ二枚目だったのだと思います。
テルくんは、どちらかというと貴族的でスマート、色でいうとミント色のスターさんだと思っています。
星組時代のフォーリー軍曹では頑張っていましたが
それでも柄違い感は端々にありました。
モンテクリスト伯で、男くささの片鱗はみせていましたが
あれは牢獄での姿の印象が強いし
バトラーの汗臭さを出せるのだろうかと。
ごめんなさい。
私はテルくんをなめていました。
初見の日。
最初の銀橋での出。
スマートな二枚目なのに、ちゃんと男くささ満載で立つテルくん。
お歌はえ~らいこっちゃになっていましたが
(後日だんだん持ち直してきました)
雰囲気はバトラーそのもの。
最初のうち、バトラーがスカーレットを愛しているかどうか
舞台上でそれほど明確にはしていないと思うのですが
(セリフやくるみ割りの所は別にして、普段の態度)
最後、メラニーが亡くなった時、
スカーレットがバトラーに目もくれずアシュレに駆け寄ってしまった。
手を差し伸べかけて、固まってしまったバトラー。
おそらくスカーレットは彼がいる事にも気がついていないのでしょう。
だからスカーレットは彼を絶望的に傷つけたことに気がつかない。
けれどバトラーは知ってしまった。
人生の中で一番絶望の淵にいるであろうスカーレットにとって
最初に飛び込むのは自分ではなく、アシュレなのだと。
それまで、何だかんだといってもいつも最後にはバトラーを頼っていたスカーレットなのに。
だから、必ず自分の元に来ると信じていたのに。
これが、それまでの積み重ねなしならまだ救われたかもしれません。
けれど、愛すれば愛するほど、スカーレットの中に見るアシュレの影。
スカーレットにとってやはり自分は一番の男ではなかった。
その時の絶望感、ひしひしと伝わってきました。
2階の後ろまで。
バトラーはスカーレットをお馬鹿さんな所も含めて愛していたのでしょう。
けれど、やはり苦しい。
本当を言うと、スカーレットが最後後悔して「愛している」という所
私がバトラーなら、一度くらいは許してしまうような気がします。
それでも出て行ったのは、なぜなのか。
一緒にいると、またスカーレットの言動に傷つくかもしれないから。
もうこれ以上耐えられない。
そう、バトラーは男臭く強そうに見えるけれど
実は繊細な傷つきやすい男なのです。
あれ?
これって、テルくんのイメージにぴったり?
お正月初日明けの2日11時公演
そして、3週間後の2回観劇した、星組『眠らない男~ナポレオン』
さすがに3週間たって、出演者もスタッフも練れてきました。
でも、でも・・・・
私には、ナポレオンの生涯とジョセフィーヌとの愛の二兎を得ようとして
結局どちらも得られなかった中途半端なものに見えてしまいます。
アルプス越え、エジプト遠征、ロシア遠征、
期待していたほどの人海施術スペクタクルも感じられず・・・
二人の愛の流れもスムーズにつながらず・・・
新人公演も縁が合ってみることができたのですが
こちらはジョセフィーヌとの場面を中心に構成されていたと思います。
カットの不満もなく、
却って、タレーランやメッテルニヒの策謀
マルモンの煩悶、嫁姑問題などもストレートに伝わり
ストレスなく感情移入できました。
目玉であるプレスギュルビック氏の楽曲も美しく響き
本公演もこの長さに、ショーの2本立ての方が
よりお正月らしくよかったのではないでしょうか。
多分に本公演のフィナーレ部分の物足りなさも作用していると思います。
そして、ナポレオンという壮大なストーリーを期待させるテーマのせいもあると思います。
取捨選択って大切だとつくづく思い知らされた公演でした。
楽曲は美しいんだけどなぁ
そして、3週間後の2回観劇した、星組『眠らない男~ナポレオン』
さすがに3週間たって、出演者もスタッフも練れてきました。
でも、でも・・・・
私には、ナポレオンの生涯とジョセフィーヌとの愛の二兎を得ようとして
結局どちらも得られなかった中途半端なものに見えてしまいます。
アルプス越え、エジプト遠征、ロシア遠征、
期待していたほどの人海施術スペクタクルも感じられず・・・
二人の愛の流れもスムーズにつながらず・・・
新人公演も縁が合ってみることができたのですが
こちらはジョセフィーヌとの場面を中心に構成されていたと思います。
カットの不満もなく、
却って、タレーランやメッテルニヒの策謀
マルモンの煩悶、嫁姑問題などもストレートに伝わり
ストレスなく感情移入できました。
目玉であるプレスギュルビック氏の楽曲も美しく響き
本公演もこの長さに、ショーの2本立ての方が
よりお正月らしくよかったのではないでしょうか。
多分に本公演のフィナーレ部分の物足りなさも作用していると思います。
そして、ナポレオンという壮大なストーリーを期待させるテーマのせいもあると思います。
取捨選択って大切だとつくづく思い知らされた公演でした。
楽曲は美しいんだけどなぁ
舞台は生もの
これからどんどん進化していくかもしれませんが
とりあえず、月初日感想を第一印象で語ります。
幕開き前、緞帳が開いてルパンの文字がぼんやり見える。
暗い舞台だ・・・・・そうか、演出は正塚さんでした・・・・
幕開き、ルパンのまさおくん(龍真咲)と作家ルブランのみっちゃん(北翔海莉)
二人芝居から始まります。
すっとしたスマートな立ち姿の男役二人。
まさおくんはともかく
フロックコートのおかげなのか、すっきりとスタイルが良く
しゃべりだすまで、みっちゃんだと確信がもてないくらい。
(どんなイメージやねん、みっちゃんに失礼!)
そう、昔、月組時代、新公のドンファンで、真ん中三人、
みっちゃん、もりえちゃん(青樹泉)、めおちゃん(真野すがた)の背格好が同じようで
区別がつきにくいなと思った思い出。
(なにしろ本役が、紫吹淳、汐風幸、霧矢大夢と背格好バラバラの3人でしたから)
それを思い出させました。
舞台は、ルパンまさおくんに取材するルブランみっちゃんの書く物語、という形で進みます。
そのため、みっちゃんは、いつもまさおくんとニコイチか、
脇でルキーニのように見ているか(あんなに不気味じゃないですが)
とにかく気がつけばどこかにいるという形です。
原作を前もって読んでいたので、いろいろな設定や説明はどうするのかなと思っていたのですが
何だか中途半端な提示の印象があります。
正塚さんは、説明台詞の羅列ではなく、
一言でズバッと状況説明するのがうまいタイプだと思っていたのですが
なにしろ、まさおくんルパンにみっちゃんルブランが話を聞くという形をとっているため
その一言で!テクニックがなかった印象です。
雪組の追憶のバルセロナという、ぶんちゃん(えまおゆう)主演の作品で
離れ離れになった恋人と再開のシーン、
本人と分からない状況で出会ったときに
元親友が「私の妻に何をする!」という一言。
これだけで、元恋人と元親友が結ばれたことが、主役にも観客にも一瞬でわかる
そこに、正塚さんのうまさを見た身としては残念です。
ふたりの掛け合いは、みっちゃんのセリフ通りの良さもあって、非常にわかりやすいのですが
なんだか、正塚さんの良さを殺してしまったような。
それが、テンポ感の中途半端さにつながったのかもしれません。
舞台に出る人数は、基本少な目。
このあたりは、いつもの正塚さんですね。
ちゃぴ(愛希 れいか)は原作を読んだ時から、彼女のイメージにぴったりでした。
まったくその通り、原作から抜け出たような。
マギー(星条海斗)のガニマール警部とすーちゃん(憧花 ゆりの)の予審判事の場面は
息抜きの箸休め。
二人の掛け合いは最高。
特にマギーは前回ミーマイのバーチェスター、フェザーセット以来、新境地開拓ではないでしょうか。
こういうマギーは大好きです。
新加入のかちゃ(凪七 瑠海)のドナルド・ドースンは
途中の心境も良く見るととてもわかりやすい演技です。
あごひげと眼鏡もアイデア勝ち。
大人に見えます。
でも、ショーだと変わらずなんだよな・・・・
若いころ、うまく化けたらりかちゃん(紫吹淳)タイプになれると思ったのに
そのころのままなのが、本当に残念です。
がんばれ!
みやるり(美弥 るりか)のヘアフォール伯爵に「大人になったな」と感慨。
バウの「リラの壁に囚人たち」での軍人役の背伸び感がウソのような
落ちついたそれでいて若々しい貴族様がしっかり身についていました。
ショーでも、かっこよくて、色気があって
今までのみやるりと一味違う感じ。
月組の中で異質感のあるコマ(沙央 くらま)は、お芝居でもショーでも
いい意味でスパイスになっていました。
そして、たまきち(珠城 りょう)は、何だか若返った?
まだまだ頑張れ!感はありますが、
かなりあか抜けてきて勢いが見えます。
お芝居では、上記の人たち以外は目立つ出番もあまりなく
(オックスフォード公の宇月 颯くんを除く)
下級生ファンはちょっと可愛そうかも。
ま、その分ショーではみんないっぱい出ているからプラマイゼロ?
ショーは、
まさおくんの美しさ、
みっちゃんの美声、
ちゃぴのはつらつとした柔らかいダンスを堪能し
中心メンバーになってきた、みやるり、マギー、かちゃ、こまつんの
増した安定感に安心し
舞台狭しと大勢で踊りまわる中村一徳ショーを充分味わいました。
そして、ん?かっこいい!!と思ったら、いつも
男役なら組長(腰乃りゅう)、女役なら紗那 ゆずはちゃん。
こころ姐さん(妃鳳 こころ)も色っぽく、
退団が残念でなりません。
まだ、まさお月組のリズム、色を手探りで探しているような印象を受けた初日。
千秋楽、そして東京に向けて、
芝居、ショーとも、どんなリズムが生まれてくるか
楽しみにしています。
追記 ショーでは退団者3名(組長、こころ姐さん、ゆずはちゃん)とまさおくんからみの場面有。
粋な演出ですよ。お楽しみに。
これからどんどん進化していくかもしれませんが
とりあえず、月初日感想を第一印象で語ります。
幕開き前、緞帳が開いてルパンの文字がぼんやり見える。
暗い舞台だ・・・・・そうか、演出は正塚さんでした・・・・
幕開き、ルパンのまさおくん(龍真咲)と作家ルブランのみっちゃん(北翔海莉)
二人芝居から始まります。
すっとしたスマートな立ち姿の男役二人。
まさおくんはともかく
フロックコートのおかげなのか、すっきりとスタイルが良く
しゃべりだすまで、みっちゃんだと確信がもてないくらい。
(どんなイメージやねん、みっちゃんに失礼!)
そう、昔、月組時代、新公のドンファンで、真ん中三人、
みっちゃん、もりえちゃん(青樹泉)、めおちゃん(真野すがた)の背格好が同じようで
区別がつきにくいなと思った思い出。
(なにしろ本役が、紫吹淳、汐風幸、霧矢大夢と背格好バラバラの3人でしたから)
それを思い出させました。
舞台は、ルパンまさおくんに取材するルブランみっちゃんの書く物語、という形で進みます。
そのため、みっちゃんは、いつもまさおくんとニコイチか、
脇でルキーニのように見ているか(あんなに不気味じゃないですが)
とにかく気がつけばどこかにいるという形です。
原作を前もって読んでいたので、いろいろな設定や説明はどうするのかなと思っていたのですが
何だか中途半端な提示の印象があります。
正塚さんは、説明台詞の羅列ではなく、
一言でズバッと状況説明するのがうまいタイプだと思っていたのですが
なにしろ、まさおくんルパンにみっちゃんルブランが話を聞くという形をとっているため
その一言で!テクニックがなかった印象です。
雪組の追憶のバルセロナという、ぶんちゃん(えまおゆう)主演の作品で
離れ離れになった恋人と再開のシーン、
本人と分からない状況で出会ったときに
元親友が「私の妻に何をする!」という一言。
これだけで、元恋人と元親友が結ばれたことが、主役にも観客にも一瞬でわかる
そこに、正塚さんのうまさを見た身としては残念です。
ふたりの掛け合いは、みっちゃんのセリフ通りの良さもあって、非常にわかりやすいのですが
なんだか、正塚さんの良さを殺してしまったような。
それが、テンポ感の中途半端さにつながったのかもしれません。
舞台に出る人数は、基本少な目。
このあたりは、いつもの正塚さんですね。
ちゃぴ(愛希 れいか)は原作を読んだ時から、彼女のイメージにぴったりでした。
まったくその通り、原作から抜け出たような。
マギー(星条海斗)のガニマール警部とすーちゃん(憧花 ゆりの)の予審判事の場面は
息抜きの箸休め。
二人の掛け合いは最高。
特にマギーは前回ミーマイのバーチェスター、フェザーセット以来、新境地開拓ではないでしょうか。
こういうマギーは大好きです。
新加入のかちゃ(凪七 瑠海)のドナルド・ドースンは
途中の心境も良く見るととてもわかりやすい演技です。
あごひげと眼鏡もアイデア勝ち。
大人に見えます。
でも、ショーだと変わらずなんだよな・・・・
若いころ、うまく化けたらりかちゃん(紫吹淳)タイプになれると思ったのに
そのころのままなのが、本当に残念です。
がんばれ!
みやるり(美弥 るりか)のヘアフォール伯爵に「大人になったな」と感慨。
バウの「リラの壁に囚人たち」での軍人役の背伸び感がウソのような
落ちついたそれでいて若々しい貴族様がしっかり身についていました。
ショーでも、かっこよくて、色気があって
今までのみやるりと一味違う感じ。
月組の中で異質感のあるコマ(沙央 くらま)は、お芝居でもショーでも
いい意味でスパイスになっていました。
そして、たまきち(珠城 りょう)は、何だか若返った?
まだまだ頑張れ!感はありますが、
かなりあか抜けてきて勢いが見えます。
お芝居では、上記の人たち以外は目立つ出番もあまりなく
(オックスフォード公の宇月 颯くんを除く)
下級生ファンはちょっと可愛そうかも。
ま、その分ショーではみんないっぱい出ているからプラマイゼロ?
ショーは、
まさおくんの美しさ、
みっちゃんの美声、
ちゃぴのはつらつとした柔らかいダンスを堪能し
中心メンバーになってきた、みやるり、マギー、かちゃ、こまつんの
増した安定感に安心し
舞台狭しと大勢で踊りまわる中村一徳ショーを充分味わいました。
そして、ん?かっこいい!!と思ったら、いつも
男役なら組長(腰乃りゅう)、女役なら紗那 ゆずはちゃん。
こころ姐さん(妃鳳 こころ)も色っぽく、
退団が残念でなりません。
まだ、まさお月組のリズム、色を手探りで探しているような印象を受けた初日。
千秋楽、そして東京に向けて、
芝居、ショーとも、どんなリズムが生まれてくるか
楽しみにしています。
追記 ショーでは退団者3名(組長、こころ姐さん、ゆずはちゃん)とまさおくんからみの場面有。
粋な演出ですよ。お楽しみに。
月組宝塚大劇場公演
ルパンとFantastic Energy
初日を観劇してきました。
トップのまさおくん(龍真咲)とちゃぴちゃん(愛希れいか)
そして回りの若手も変わったわけではないのに
かちゃ(凪七瑠海)とこまつん(沙央くらま)が加わり
前からいたとはいえ、みやるり(美弥るりか)がいる並び。
みっちゃん(北翔海莉)も加わった真中あたりを見ていると
何組だか混乱しそうでした。
何と言っても、みりおちゃん(明日海りお)がいないのと
副組長だったあーさま(花瀬みずか)がいないだけで
一気に月組色が薄れたような気がします。
さて、その新加入のかちゃ。
今まで宙えそのきゃしゃさが男役として足を引っ張っている感じがしていたのですが、
今回まさおくん、みやるりと並ぶと、あまりきゃしゃに見えない
ということに気がつきました。
そうか宙組は、縦だけじゃなく厚みもそれなりにあったのね。
組替えは良かったかもと思いました。
でも、まさおくんやみやるりはこれまでも、男役として見えないくらいきゃしゃには見えていなかったので
かちゃとどこか補正や着こなしがちがうのでしょうね。
そして、見た事ないけど、うまいしかっこいい男役だ
と思ったら、たいていコマだったという事実。
良い意味で異質で目を引きました。
お芝居も悪っぽくて、いいわ。
今回何より、お芝居のみっちゃんのカッコよさに驚きました。
最初まさおくんと二人で出てきた時
まさおくんに負けないスマートさで、みっちゃんだとわからなかったのはご愛敬。
髭がお似合い。
そして、ヘアフォール役のみやるりが、すごく大人の男になっていて
主要な役の中でもはまり役だったと思います。
色々思う事はあったのですが、とりあえず時間切れ。
では、また。
ルパンとFantastic Energy
初日を観劇してきました。
トップのまさおくん(龍真咲)とちゃぴちゃん(愛希れいか)
そして回りの若手も変わったわけではないのに
かちゃ(凪七瑠海)とこまつん(沙央くらま)が加わり
前からいたとはいえ、みやるり(美弥るりか)がいる並び。
みっちゃん(北翔海莉)も加わった真中あたりを見ていると
何組だか混乱しそうでした。
何と言っても、みりおちゃん(明日海りお)がいないのと
副組長だったあーさま(花瀬みずか)がいないだけで
一気に月組色が薄れたような気がします。
さて、その新加入のかちゃ。
今まで宙えそのきゃしゃさが男役として足を引っ張っている感じがしていたのですが、
今回まさおくん、みやるりと並ぶと、あまりきゃしゃに見えない
ということに気がつきました。
そうか宙組は、縦だけじゃなく厚みもそれなりにあったのね。
組替えは良かったかもと思いました。
でも、まさおくんやみやるりはこれまでも、男役として見えないくらいきゃしゃには見えていなかったので
かちゃとどこか補正や着こなしがちがうのでしょうね。
そして、見た事ないけど、うまいしかっこいい男役だ
と思ったら、たいていコマだったという事実。
良い意味で異質で目を引きました。
お芝居も悪っぽくて、いいわ。
今回何より、お芝居のみっちゃんのカッコよさに驚きました。
最初まさおくんと二人で出てきた時
まさおくんに負けないスマートさで、みっちゃんだとわからなかったのはご愛敬。
髭がお似合い。
そして、ヘアフォール役のみやるりが、すごく大人の男になっていて
主要な役の中でもはまり役だったと思います。
色々思う事はあったのですが、とりあえず時間切れ。
では、また。
星組ロミジュリ初日観劇をして思ったこと
「私、この乳母、好き」
さやか(美城れん)さん
84期の男役。
小柄でかわいらしい顔なのに、おっさん役が多く
ええ声が私好み。
特に最近、ドラマシティの南太平洋でのちゃかり屋の海兵さんに個人的注目度アップ
その人だから、というのも少しあるかもしれませんが
とにかく、最高でした。
これだけでも、何回でも見たいと思えました。
暖かい乳母
佇まいも、声も、表情も
ジュリエットを本当に子供のころからいつくしんで育てたんだなとわかる優しさ
キャピュレット卿とジュリエットの言い争いに、
おろおろ困る表情
なんでしょう、とにかく自然に包み込むような暖かさ。
どーんと構えた柔らかさ
改めて、歴代の乳母
れみちゃん、こまちゃん、美穂さんについて、思いました。
先の二人は、よくやっていたけれど、余裕がなかったのだな、特に歌で。
そして、歌に余裕のある美穂さんは、元々の風貌とのギャップで三枚目風に違和感があった。
その時には思わなかったのですが
さやかさんの乳母を見て、その3人でいまひとつ落ち着かなかった訳がわかったような気がします。
ネット上で
「さやかさんの正しい使い方」という言葉がつぶやかれていました。
確かに、
乳母がさやかさんで良かった。
というか、さやかさんが乳母で良かった。
初演のピーターも可愛かったんですけどね。
ちょっと横道
現在在団中の84期
さやかさん、みっちゃん、まっつ、ゆめみさん
みんな歌うまかつ芝居できるし、ダンスだってOK。
この4人で、バウコンサートとかの84期公演をやってくれないかな。
無理なら、みっちゃんのスカステ、Musicパレットのスペシャルでもいいから。
前回の雪組で共演した2人は無理でも最低さやかさんだけでも。
劇団様、スカステ様、お願いします。
言霊、言霊
「私、この乳母、好き」
さやか(美城れん)さん
84期の男役。
小柄でかわいらしい顔なのに、おっさん役が多く
ええ声が私好み。
特に最近、ドラマシティの南太平洋でのちゃかり屋の海兵さんに個人的注目度アップ
その人だから、というのも少しあるかもしれませんが
とにかく、最高でした。
これだけでも、何回でも見たいと思えました。
暖かい乳母
佇まいも、声も、表情も
ジュリエットを本当に子供のころからいつくしんで育てたんだなとわかる優しさ
キャピュレット卿とジュリエットの言い争いに、
おろおろ困る表情
なんでしょう、とにかく自然に包み込むような暖かさ。
どーんと構えた柔らかさ
改めて、歴代の乳母
れみちゃん、こまちゃん、美穂さんについて、思いました。
先の二人は、よくやっていたけれど、余裕がなかったのだな、特に歌で。
そして、歌に余裕のある美穂さんは、元々の風貌とのギャップで三枚目風に違和感があった。
その時には思わなかったのですが
さやかさんの乳母を見て、その3人でいまひとつ落ち着かなかった訳がわかったような気がします。
ネット上で
「さやかさんの正しい使い方」という言葉がつぶやかれていました。
確かに、
乳母がさやかさんで良かった。
というか、さやかさんが乳母で良かった。
初演のピーターも可愛かったんですけどね。
ちょっと横道
現在在団中の84期
さやかさん、みっちゃん、まっつ、ゆめみさん
みんな歌うまかつ芝居できるし、ダンスだってOK。
この4人で、バウコンサートとかの84期公演をやってくれないかな。
無理なら、みっちゃんのスカステ、Musicパレットのスペシャルでもいいから。
前回の雪組で共演した2人は無理でも最低さやかさんだけでも。
劇団様、スカステ様、お願いします。
言霊、言霊
星組によるロミオとジュリエット、再演初日に行ってきました。
第一印象
「3年の月日は伊達じゃない!」
それを特に感じさせてくれた個人3人。
3年前と同じ役だった人たちです。
まず、死のまかぜ氏(真風涼帆)
出てきた瞬間、見た目も動きもシャープになったと感じました。
REON!の時の死のダンスからも期待していたのですが
期待以上の死。
初演時には不気味さが勝っていた死が、鋭さ、冷たさを増して帰ってきました。
そして、パリス伯爵のみっきー(天寿光希)
初演時も良かったと思っていたのですが
あれはいっぱいいっぱいだったんだな、と改めて感じました。
なかなかに空気の読めない人で、ちょっと「天使のはしご」の牧師さん風味。
経験が生きていますね。
いつの間にか、殻をひとつ脱いでいたのですね。
そして、最優秀深化賞は
音花ゆりちゃんのキャピュレット夫人。
初演時は、こんな年配の奥様の役はかわいそうと思う位
もちろん、きちんと充分にできていたのですが
どうしてもぬぐえなかった背伸び感が、まったくなくなっていて
美しさと下品さ、色っぽさ、貴族っぽさと俗っぽさのバランスが良かった。
つらつらと個人を並べましたが、
何よりも、舞台そのもの、星組全体の完成度の高さに
「3年の月日は伊達じゃなかった」と思い知りました。
実際の経験も、そして他組での上演も
この深化に影響しているのでしょう。
そう思えばそこそこの間隔でも再演も悪くないと思えます。
第一印象
「3年の月日は伊達じゃない!」
それを特に感じさせてくれた個人3人。
3年前と同じ役だった人たちです。
まず、死のまかぜ氏(真風涼帆)
出てきた瞬間、見た目も動きもシャープになったと感じました。
REON!の時の死のダンスからも期待していたのですが
期待以上の死。
初演時には不気味さが勝っていた死が、鋭さ、冷たさを増して帰ってきました。
そして、パリス伯爵のみっきー(天寿光希)
初演時も良かったと思っていたのですが
あれはいっぱいいっぱいだったんだな、と改めて感じました。
なかなかに空気の読めない人で、ちょっと「天使のはしご」の牧師さん風味。
経験が生きていますね。
いつの間にか、殻をひとつ脱いでいたのですね。
そして、最優秀深化賞は
音花ゆりちゃんのキャピュレット夫人。
初演時は、こんな年配の奥様の役はかわいそうと思う位
もちろん、きちんと充分にできていたのですが
どうしてもぬぐえなかった背伸び感が、まったくなくなっていて
美しさと下品さ、色っぽさ、貴族っぽさと俗っぽさのバランスが良かった。
つらつらと個人を並べましたが、
何よりも、舞台そのもの、星組全体の完成度の高さに
「3年の月日は伊達じゃなかった」と思い知りました。
実際の経験も、そして他組での上演も
この深化に影響しているのでしょう。
そう思えばそこそこの間隔でも再演も悪くないと思えます。
月、珠城 りょう初主演、演出家上田久美子さんデビュー作
「月雲の皇子」見てきました
詳しくは書きませんが,
久し振りにちゃんと流れる物語を見た気がします。
今年の若手バウ、花の望海風斗さん主演のVictrianJazzも楽しかったけれど
物語としての力は、今回の月の方が圧倒的に上。
ぐいぐい引き込まれました。
また、真中の三人がとてもよく調和していて
たまきち(珠城 りょう)の歌唱力もぐっと上がり、
1幕の若い澄みきった暖かい時代も、
2幕の絶望から戦いに挑むぎらついた荒さも
過不足なく演じていて、たまきち特有の地に足のついた舞台。
対する弟、穴穂皇子のちなつちゃん(鳳月 杏)
皇子をやるために生まれてきたのですか?
力で制圧するためにどちらかというと冷酷になっていく姿が多いのですが
クールな見た目と相まって、心の熱さ見え隠れする様は
全開のみりおバウ『春の雪』の宮様の時以上に嵌っていました。
最後、『言葉は持たない。伝えるべきは剣のみ』と
傷ついても傷ついてもかかってくる木梨皇子(たまきち)の言葉にならない言葉を受け止めるところ。
自然に涙があふれました。
この二人だったからこそできた兄弟愛。
そして二人の愛を一身に浮ける衣通姫のみゆちゃん(咲妃 みゆ)
本当に美しかった。
美しい三人の姿は、宝塚でしか見る事のできない物語をバウの舞台に乗せてくれました。
おそらく真中三人の演技が根本のところで共通点があるのだと思います・
地に足がついた、というか安定しているというか
見た目も声も調和していました。
そして、下級生たちの演技とコーラスの深さ。
殺陣の早さと迫力。
戦闘シーンの振付と照明。
舞台を締めるのは
専科のはっちさんは言うの及ばず
お母さん役の琴音 和葉の冷たさと暖かさ。
春の雪に続いてさちかちゃん(白雪 さち花)の老婆の演技は
他の誰にもない得難いものがあります。
そして、はっちさんと対等に立つまゆぽん(輝月 ゆうま)
カーテンコールで端の方に立っているのを見るまでは
下級生である事をすっかり忘れていました。
彼女は95期なんですよね。
花のマイティ、ユズカレー、雪の月城かなとくん、
星の礼真琴くん、同じ月のあーさ
娘役も既にトップのちゃぴ、みりおんに加えて
星の風ちゃんや宙のうららちゃん
すごいなぁ、95期
おっと、話題がそれました。
とにかく、珠城 りょうくん
とても良い脚本、演出でのバウ主演デビューおめでとう。
そして、月組&はっちさん
良い芝居を見せてくれてありがとう。
そっか、専科さんははっちさんだけで
最上級生が夏月さんの88期なのか
若い座組とは思えぬいぶし銀のような場面と
若いエネルギー溢れる場面がバランスよく配置され
月組生のがんばり
上田先生とスタッフの演出力、構成力を思い知った舞台でした。
良い脚本はやはりいいなぁ。
楽しみな演出家が登場しました。
これからは上田先生に注目!!
最後に、もう少し
からんちゃん(千海華蘭)可愛かった!!!!
ちゅーちゃん(咲希 あかね)かっこいい!!!
まんちゃん(貴千 碧)ダンスにきれはぴか一!!!!
これがバウでしかやらないのは本当にもったいないですよ
「月雲の皇子」見てきました
詳しくは書きませんが,
久し振りにちゃんと流れる物語を見た気がします。
今年の若手バウ、花の望海風斗さん主演のVictrianJazzも楽しかったけれど
物語としての力は、今回の月の方が圧倒的に上。
ぐいぐい引き込まれました。
また、真中の三人がとてもよく調和していて
たまきち(珠城 りょう)の歌唱力もぐっと上がり、
1幕の若い澄みきった暖かい時代も、
2幕の絶望から戦いに挑むぎらついた荒さも
過不足なく演じていて、たまきち特有の地に足のついた舞台。
対する弟、穴穂皇子のちなつちゃん(鳳月 杏)
皇子をやるために生まれてきたのですか?
力で制圧するためにどちらかというと冷酷になっていく姿が多いのですが
クールな見た目と相まって、心の熱さ見え隠れする様は
全開のみりおバウ『春の雪』の宮様の時以上に嵌っていました。
最後、『言葉は持たない。伝えるべきは剣のみ』と
傷ついても傷ついてもかかってくる木梨皇子(たまきち)の言葉にならない言葉を受け止めるところ。
自然に涙があふれました。
この二人だったからこそできた兄弟愛。
そして二人の愛を一身に浮ける衣通姫のみゆちゃん(咲妃 みゆ)
本当に美しかった。
美しい三人の姿は、宝塚でしか見る事のできない物語をバウの舞台に乗せてくれました。
おそらく真中三人の演技が根本のところで共通点があるのだと思います・
地に足がついた、というか安定しているというか
見た目も声も調和していました。
そして、下級生たちの演技とコーラスの深さ。
殺陣の早さと迫力。
戦闘シーンの振付と照明。
舞台を締めるのは
専科のはっちさんは言うの及ばず
お母さん役の琴音 和葉の冷たさと暖かさ。
春の雪に続いてさちかちゃん(白雪 さち花)の老婆の演技は
他の誰にもない得難いものがあります。
そして、はっちさんと対等に立つまゆぽん(輝月 ゆうま)
カーテンコールで端の方に立っているのを見るまでは
下級生である事をすっかり忘れていました。
彼女は95期なんですよね。
花のマイティ、ユズカレー、雪の月城かなとくん、
星の礼真琴くん、同じ月のあーさ
娘役も既にトップのちゃぴ、みりおんに加えて
星の風ちゃんや宙のうららちゃん
すごいなぁ、95期
おっと、話題がそれました。
とにかく、珠城 りょうくん
とても良い脚本、演出でのバウ主演デビューおめでとう。
そして、月組&はっちさん
良い芝居を見せてくれてありがとう。
そっか、専科さんははっちさんだけで
最上級生が夏月さんの88期なのか
若い座組とは思えぬいぶし銀のような場面と
若いエネルギー溢れる場面がバランスよく配置され
月組生のがんばり
上田先生とスタッフの演出力、構成力を思い知った舞台でした。
良い脚本はやはりいいなぁ。
楽しみな演出家が登場しました。
これからは上田先生に注目!!
最後に、もう少し
からんちゃん(千海華蘭)可愛かった!!!!
ちゅーちゃん(咲希 あかね)かっこいい!!!
まんちゃん(貴千 碧)ダンスにきれはぴか一!!!!
これがバウでしかやらないのは本当にもったいないですよ
我が家のお正月恒例宝塚観劇
2013年も行ってまいりました
月組公演「ベルサイユのばら~オスカルとアンドレ編」
今回の月組のお芝居の第一印象は「お伽話の紙芝居」
内容がこれまでのベルばらでオスカルとアンドレに関する集大成名場面集のようであること
そして、これは主演のまさみり二人(+ちゃぴみやるりという真ん中あたりの人たち)の特性が大きいのでしょうけれど
これまでのどのオスカルとアンドレより
確かに生きているのだけれど
現実に生きている人間というよりも
舞台全体にキラキラした飴がけをして
甘いきれいなお菓子の世界を見せられているような感じに見えました
構成も今までのベルばらで不満に思っていたことや苦笑していたことが特になく
最後の宙を飛ぶ馬車でさえ、「すご~い」と、ただただ感激するのみ
だって、馬車が輝いて本当に宙を飛んでいるよう
背景が暗いので、クレーンの仕掛けも気にならないし
(2階席センターだったせいもあると思う、1階だったらどうかな?)
馬車の輝き以上に乗っている二人は満面の笑顔を輝かせてくれるし
同行者は以前のコムオスカルのペガちゃんで一幕の幕がしまった瞬間に
こらえきれずに二つ折れになって笑い転げた人なのですが
今回は素直に感嘆していました
そういえば、CSだったか座談会だったかで、演出に植田センセイが
「今までのベルばらを見た人、初めて見る人、どちらを対象にしようか迷った」
とおっしゃっていました
ふたを開けてみると・・・どちらにも配慮された、それでいて中途半端ではない舞台だったと思います
原作であれ宝塚の舞台であれアニメであれ
ベルばらのストーリーをすでに知っている人には
今までのようにダイジェストで物足りなさを感じさせるというありがちなこともなく
またこの場面いらんやんというおふざけもなく
オスカルとアンドレの心情も、ジャルジャ家の人たちも衛兵隊や市民たちの心情も
丁寧に描かれていて、とてもよいベルばらでした
またそれぞれが丁寧に描かれているおかげで
初めての人でも十分楽しめる内容だと思います
ただちょっと前半飛ばしすぎ(特にロザリーとベルナールの出とセリフが唐突)なので
「あれ?誰?」ってなる可能性もありますが。
ですから、初見の方は、予習していくと更に楽しめると思います
できれば観劇前にバウでやっているベルサイユのばら展を見るといいかも
名場面集の冒頭であらすじの紹介をしてくれます
今までのベルばらを見たことのある方も、以前のを見返すと
どことどこが使われているか見つける楽しみがあります
特に「番外編」と呼ばれた全ツや中日公演の4部作から使われたと思われる場面があったように思いますが
そのあたりの言及は苦手なので・・・ごめんなさい
この舞台、もう前売りは完売のようですが
機会があれば、ぜひ2階席センターからの観劇をおすすめします
絶対お得ですよ!
2013年も行ってまいりました
月組公演「ベルサイユのばら~オスカルとアンドレ編」
今回の月組のお芝居の第一印象は「お伽話の紙芝居」
内容がこれまでのベルばらでオスカルとアンドレに関する集大成名場面集のようであること
そして、これは主演のまさみり二人(+ちゃぴみやるりという真ん中あたりの人たち)の特性が大きいのでしょうけれど
これまでのどのオスカルとアンドレより
確かに生きているのだけれど
現実に生きている人間というよりも
舞台全体にキラキラした飴がけをして
甘いきれいなお菓子の世界を見せられているような感じに見えました
構成も今までのベルばらで不満に思っていたことや苦笑していたことが特になく
最後の宙を飛ぶ馬車でさえ、「すご~い」と、ただただ感激するのみ
だって、馬車が輝いて本当に宙を飛んでいるよう
背景が暗いので、クレーンの仕掛けも気にならないし
(2階席センターだったせいもあると思う、1階だったらどうかな?)
馬車の輝き以上に乗っている二人は満面の笑顔を輝かせてくれるし
同行者は以前のコムオスカルのペガちゃんで一幕の幕がしまった瞬間に
こらえきれずに二つ折れになって笑い転げた人なのですが
今回は素直に感嘆していました
そういえば、CSだったか座談会だったかで、演出に植田センセイが
「今までのベルばらを見た人、初めて見る人、どちらを対象にしようか迷った」
とおっしゃっていました
ふたを開けてみると・・・どちらにも配慮された、それでいて中途半端ではない舞台だったと思います
原作であれ宝塚の舞台であれアニメであれ
ベルばらのストーリーをすでに知っている人には
今までのようにダイジェストで物足りなさを感じさせるというありがちなこともなく
またこの場面いらんやんというおふざけもなく
オスカルとアンドレの心情も、ジャルジャ家の人たちも衛兵隊や市民たちの心情も
丁寧に描かれていて、とてもよいベルばらでした
またそれぞれが丁寧に描かれているおかげで
初めての人でも十分楽しめる内容だと思います
ただちょっと前半飛ばしすぎ(特にロザリーとベルナールの出とセリフが唐突)なので
「あれ?誰?」ってなる可能性もありますが。
ですから、初見の方は、予習していくと更に楽しめると思います
できれば観劇前にバウでやっているベルサイユのばら展を見るといいかも
名場面集の冒頭であらすじの紹介をしてくれます
今までのベルばらを見たことのある方も、以前のを見返すと
どことどこが使われているか見つける楽しみがあります
特に「番外編」と呼ばれた全ツや中日公演の4部作から使われたと思われる場面があったように思いますが
そのあたりの言及は苦手なので・・・ごめんなさい
この舞台、もう前売りは完売のようですが
機会があれば、ぜひ2階席センターからの観劇をおすすめします
絶対お得ですよ!
タカラヅカスペシャル2012 12/21(金)18時公演を見てきました
今回はトップコンビ&二番手にスポットが当たり
若手男役たちはちょっと割を食ったかなという構成に
そんな中、あそこでキメキメに踊ってる若手は誰?
とオペラをのぞいたら、いつもしーらん(壱城あずさ)という事実
さすがです。
まだ今日もあるのでネタバレを避けるために詳しくは書きませんが
どうしても言いたい!!
一晩たっても、脳裏によみがえるのは
かなめちゃん(凰稀かなめ)の戦場カメラマンときたろう(緒月遠麻)のアラキタ黒メガネの
テルキタコンビってどういうこと!!!!
というか、トップさん、あそこまでやっていいんですか~???
本日いらっしゃる方、いっぱい楽しんできてくださいね
楽しんだ者勝ちですよ
今回はトップコンビ&二番手にスポットが当たり
若手男役たちはちょっと割を食ったかなという構成に
そんな中、あそこでキメキメに踊ってる若手は誰?
とオペラをのぞいたら、いつもしーらん(壱城あずさ)という事実
さすがです。
まだ今日もあるのでネタバレを避けるために詳しくは書きませんが
どうしても言いたい!!
一晩たっても、脳裏によみがえるのは
かなめちゃん(凰稀かなめ)の戦場カメラマンときたろう(緒月遠麻)のアラキタ黒メガネの
テルキタコンビってどういうこと!!!!
というか、トップさん、あそこまでやっていいんですか~???
本日いらっしゃる方、いっぱい楽しんできてくださいね
楽しんだ者勝ちですよ
タグ :宝塚歌劇
初日明けすぐに続いて本日も観劇
すっごい楽しいんですけど、この舞台
最初から最後まで、ニコニコいやニヤニヤ、いえいえニマニマしちゃいます
下級生の多い公演なんだけど、みんな芸達者
これぞバウの醍醐味
誰一人として、歌いだしたら顎を落とすような人はなく
セリフで、「お~い」と言いたくなるような人もなく
質の高い舞台
コーラスも、特に今日は絶品
主役だいもん(望海 風斗)や一花ちゃんが安心なのはわかっていました
そして、期待通り、いえ期待以上
コナンドイル役のまよちゃん(鳳 真由)お芝居がうまいのは新公で知ってはいたのですが
間の取り方、ちょっとしたしぐさ、今回のMVPではないかしら
もともとの出てくるものが役にぴったりというのもあるのでしょうけれど
実はヒロインはまよちゃん?
主要な役の中で唯一ちょっと力不足かなと思われる皇太子役のユズカレー(柚香光)くんも
逆にそのへたれ感が生きているし
普段あまり聞く機会のないネコちゃん(彩城 レア)の歌声も堪能
もう一人、女官頭みたいな人は鞠花 ゆめちゃんで合っているのかしら
今まで全く認識していなかった方ですが、良い歌手ではないですか
迫力満点
悪役のさおたさん(高翔 みず希)は女優アリス・ケッペルのゆきちゃん(仙名 彩世)とのワルツで
やっぱりダンサーだと見せつけられましたし
ゆきちゃんはゆきちゃんで、そのコケットなところが役にピッタリ
めがねっこ、べーちゃん(桜咲 彩花)は可愛いし、スカイフェアリーズを彷彿させる
つらつら書き連ねて気が付きました
これひょっとしてみんな宛書?
そう思えるくらい下級生(少なくともセリフのある)に至るまでみんなはまり役
キャスティング最高!!
初主演のだいもん、初演出の田淵センセ、そして下級生たち
みんなの夢と希望と熱意を目いっぱい詰め込んだ舞台
最初から最後まで、もう同じ空間にいるだけで、楽しくて楽しくて
これが2回も見ることができて、本当に幸せです
だいもん、初主演おめでとう!
本当に素敵な舞台をありがとう
笑顔あふれるバウホール、万歳!!!
そういえば、今日、宙組さんが見にいらしてたみたいです
そこになぜかみわっちが混ざってはったような気が・・・
確か彼じゃない彼女すでに2回くらい見てはるんですよね
何回見るの?好きやねぇ
ジェンヌさんも、卒業したら同じ宝塚ファン?
なんだか嬉しい
すっごい楽しいんですけど、この舞台
最初から最後まで、ニコニコいやニヤニヤ、いえいえニマニマしちゃいます
下級生の多い公演なんだけど、みんな芸達者
これぞバウの醍醐味
誰一人として、歌いだしたら顎を落とすような人はなく
セリフで、「お~い」と言いたくなるような人もなく
質の高い舞台
コーラスも、特に今日は絶品
主役だいもん(望海 風斗)や一花ちゃんが安心なのはわかっていました
そして、期待通り、いえ期待以上
コナンドイル役のまよちゃん(鳳 真由)お芝居がうまいのは新公で知ってはいたのですが
間の取り方、ちょっとしたしぐさ、今回のMVPではないかしら
もともとの出てくるものが役にぴったりというのもあるのでしょうけれど
実はヒロインはまよちゃん?
主要な役の中で唯一ちょっと力不足かなと思われる皇太子役のユズカレー(柚香光)くんも
逆にそのへたれ感が生きているし
普段あまり聞く機会のないネコちゃん(彩城 レア)の歌声も堪能
もう一人、女官頭みたいな人は鞠花 ゆめちゃんで合っているのかしら
今まで全く認識していなかった方ですが、良い歌手ではないですか
迫力満点
悪役のさおたさん(高翔 みず希)は女優アリス・ケッペルのゆきちゃん(仙名 彩世)とのワルツで
やっぱりダンサーだと見せつけられましたし
ゆきちゃんはゆきちゃんで、そのコケットなところが役にピッタリ
めがねっこ、べーちゃん(桜咲 彩花)は可愛いし、スカイフェアリーズを彷彿させる
つらつら書き連ねて気が付きました
これひょっとしてみんな宛書?
そう思えるくらい下級生(少なくともセリフのある)に至るまでみんなはまり役
キャスティング最高!!
初主演のだいもん、初演出の田淵センセ、そして下級生たち
みんなの夢と希望と熱意を目いっぱい詰め込んだ舞台
最初から最後まで、もう同じ空間にいるだけで、楽しくて楽しくて
これが2回も見ることができて、本当に幸せです
だいもん、初主演おめでとう!
本当に素敵な舞台をありがとう
笑顔あふれるバウホール、万歳!!!
そういえば、今日、宙組さんが見にいらしてたみたいです
そこになぜかみわっちが混ざってはったような気が・・・
確か彼じゃない彼女すでに2回くらい見てはるんですよね
何回見るの?好きやねぇ
ジェンヌさんも、卒業したら同じ宝塚ファン?
なんだか嬉しい
月バウ『春の雪』見てまいりました
原作は知らず、というかどうも三島由紀夫の世界が苦手で彼の著作はほとんど読んだ事がないのです
読めるなら読んでから行った方が分かりやすいかも
というのも
主役の清さん(明日海りお@松枝清顕)と聡子さん(咲妃 みゆ@綾倉聡子)の顛末は
原作を知らなくても十分理解できるのですが
清さんの親友、珠城 りょう@本多繁邦の幻想、海乃 美月@房子さんの関係が????だし
書生、宇月 颯@飯沼茂之の屈折が、いまひとつぴんとこなかったのです
とりあえず、何も知らずに見た感想
とにかく、美しいの一言
なかなかにいやらしい表現もあるのですが
それが全て「美」になるところはさすが宝塚、さすがタカラジェンヌ
みりおちゃんの清さんは、はまり役でした
プログラムで演出の生田さんが書いていたように
この役はみりおちゃんのためにあるような役です
ヒロイン、聡子さんのみゆちゃんも、声が良いですね
メーク変わった?
ジュリエットの時より大人っぽくしようと思ったのでしょうか
ちょっと彼女本来の美しさが出ていなかったような、惜しい
それでも、セリフで「美しい」「美しい」と言われる度に納得してしまう美しさは充分にキープ
でも、もっともっときれいになれるはず、がんばれ!
洞院宮治典のちなつちゃん(鳳月 杏)の立ち姿の美しい事
番手的に無理でしょうけれど
たまきち@本多繁邦の、鎖に繋がれたり、赤いリボンに絡まれたりの幻想シーン
ちなつちゃんで見たかったなぁ
たまきちの持ち味って、基本太陽で健康、健全なんですよね
ちなつちゃんの持ち味は良い意味での隠微
だから健全なたまきちより、ちなつちゃんの方が
あのシーンは似合うと思うんだ
あ、でもそれでは18禁になってしまって、スミレコードにひっかかるから
そんな心配のないたまきちにやらせたのかな
なんて、うがった見方をしてしまいました
けして、たまきちくんの本多がだめだった訳ではないので誤解のなきように
そのほか今回目についた人たち
・白雪さち花@月修寺門跡
何時の間にこんなに厳母かつ慈母の包容力を表す事ができるようになったのでしょう
驚きとともに嬉しくなりました。
声も役柄にとてもふさわしく、それが演技に深みを与えていました
歌の上手い人は声も変えれるのだと改めて感心
・千海 華蘭@シャムの王子
素直で明るくて愛情に恵まれて育った事がよくわかる王子様
からんちゃんならでは
やっぱりこういう笑顔のからんちゃんは最強だわ
ちょっと気になったのは、晴音アキちゃん
ロミジュリ新公で乳母をやってた子とは思えない
旦那様のお相手をしたり、書生さんと恋仲になったちする女中さんミネ役
最初誰だかわからなくて、どこのかわいい下級生かと思いました
そして、今回最大の立役者は
輝月 ゆうま@松枝侯爵
みりおちゃんのお父さん
あーちゃんの夫
そして、女中さんとこっそり浮気しちゃう悪中年
彼、今回の出演者の中で下から5番目の下級生ですよ
カーテンコールで端っこの方にいるんですよ
それが、舞台の中心、けん引役
本当の学年を知らなかったら、専科の美穂さんを除けば、一番ベテランと見えるくらいの落ち着き
年配の男性の似合いっぷりは、ほかの生徒(それも彼より上級生)が苦戦するなか
(あ、さすがにあちょうさんは別ね)全くの不安なし
ロミジュリの大公の経験を経て、ますますおじさま役者っぷりに磨きがかかりました
そして、演技がうまくなったよね、絶対に
組長、越乃リュウさんの正当な後継者と思っていいですか>ゆうまくん
押し出しと言い、立ち居振る舞いといい、演出家の先生たちが彼におじさま役をつけたくなる気持ちはわかる
でも、今度はぜひ若者役で見てみたいです
よろしく>演出家の先生方
原作は知らず、というかどうも三島由紀夫の世界が苦手で彼の著作はほとんど読んだ事がないのです
読めるなら読んでから行った方が分かりやすいかも
というのも
主役の清さん(明日海りお@松枝清顕)と聡子さん(咲妃 みゆ@綾倉聡子)の顛末は
原作を知らなくても十分理解できるのですが
清さんの親友、珠城 りょう@本多繁邦の幻想、海乃 美月@房子さんの関係が????だし
書生、宇月 颯@飯沼茂之の屈折が、いまひとつぴんとこなかったのです
とりあえず、何も知らずに見た感想
とにかく、美しいの一言
なかなかにいやらしい表現もあるのですが
それが全て「美」になるところはさすが宝塚、さすがタカラジェンヌ
みりおちゃんの清さんは、はまり役でした
プログラムで演出の生田さんが書いていたように
この役はみりおちゃんのためにあるような役です
ヒロイン、聡子さんのみゆちゃんも、声が良いですね
メーク変わった?
ジュリエットの時より大人っぽくしようと思ったのでしょうか
ちょっと彼女本来の美しさが出ていなかったような、惜しい
それでも、セリフで「美しい」「美しい」と言われる度に納得してしまう美しさは充分にキープ
でも、もっともっときれいになれるはず、がんばれ!
洞院宮治典のちなつちゃん(鳳月 杏)の立ち姿の美しい事
番手的に無理でしょうけれど
たまきち@本多繁邦の、鎖に繋がれたり、赤いリボンに絡まれたりの幻想シーン
ちなつちゃんで見たかったなぁ
たまきちの持ち味って、基本太陽で健康、健全なんですよね
ちなつちゃんの持ち味は良い意味での隠微
だから健全なたまきちより、ちなつちゃんの方が
あのシーンは似合うと思うんだ
あ、でもそれでは18禁になってしまって、スミレコードにひっかかるから
そんな心配のないたまきちにやらせたのかな
なんて、うがった見方をしてしまいました
けして、たまきちくんの本多がだめだった訳ではないので誤解のなきように
そのほか今回目についた人たち
・白雪さち花@月修寺門跡
何時の間にこんなに厳母かつ慈母の包容力を表す事ができるようになったのでしょう
驚きとともに嬉しくなりました。
声も役柄にとてもふさわしく、それが演技に深みを与えていました
歌の上手い人は声も変えれるのだと改めて感心
・千海 華蘭@シャムの王子
素直で明るくて愛情に恵まれて育った事がよくわかる王子様
からんちゃんならでは
やっぱりこういう笑顔のからんちゃんは最強だわ
ちょっと気になったのは、晴音アキちゃん
ロミジュリ新公で乳母をやってた子とは思えない
旦那様のお相手をしたり、書生さんと恋仲になったちする女中さんミネ役
最初誰だかわからなくて、どこのかわいい下級生かと思いました
そして、今回最大の立役者は
輝月 ゆうま@松枝侯爵
みりおちゃんのお父さん
あーちゃんの夫
そして、女中さんとこっそり浮気しちゃう悪中年
彼、今回の出演者の中で下から5番目の下級生ですよ
カーテンコールで端っこの方にいるんですよ
それが、舞台の中心、けん引役
本当の学年を知らなかったら、専科の美穂さんを除けば、一番ベテランと見えるくらいの落ち着き
年配の男性の似合いっぷりは、ほかの生徒(それも彼より上級生)が苦戦するなか
(あ、さすがにあちょうさんは別ね)全くの不安なし
ロミジュリの大公の経験を経て、ますますおじさま役者っぷりに磨きがかかりました
そして、演技がうまくなったよね、絶対に
組長、越乃リュウさんの正当な後継者と思っていいですか>ゆうまくん
押し出しと言い、立ち居振る舞いといい、演出家の先生たちが彼におじさま役をつけたくなる気持ちはわかる
でも、今度はぜひ若者役で見てみたいです
よろしく>演出家の先生方
星バウ「ジャン・ルイ・ファージョン~王妃の調香師」を見てきました
最初で最後の観劇です
ネタバレがあるので、お芝居についての感想は後ほどにしてまず個々人の感想をば
★紅ゆずる@ジャン・ルイ・ファージョン
お芝居の幅が出てきましたね
以前のバウ「アンナカレーニナ」のカレーニンで
やりたい意欲はわかるけど、いつも同じ表情で目を剥かなくてもと
ほほえましく見守った彼は、もうどこにもいません
歌も歌い上げ系が似合う
きりやんパーシーのベスト歌唱「目の前の君」を
新公のベニーじゃなく、今のベニーで聞いてみたい
ダンスは・・・・・・がんばれ!
★早乙女わかば@マリー・アントワネット
私にとって正直現代物の立ち姿と叫び声が苦手な娘役さんなのですが
プチトリアノンの柔らかい立ち姿は絶品でした
脚が見えたらあかんのか??
声もいつもほど気にならなかったし、これなら抜擢されてもOKと初めて思えました
★真風涼帆@フェルゼン
いつもの真風くんでした。想定内。
悪くはないんだけど・・・
将来トップになる人だと思うので
もう一皮剥けてくださ~い
★専科のお2人、京さんと一原さん
よくぞ出てくださいました
お2人がいらっしゃるからこそ、
豪華な宮廷ではない中(何しろプチトリアノン)
下級生だらけのこの公演でも
貴族の優美さがしっかり出ていたと思います
★さやかさん(美城れん)@アントン・バレル(ジャンルイの弁護士)
時代の流れと自分の良心の狭間で苦悩する弁護士
さすがです。いつまでも宝塚にいてくださいね
★しゅうくん(汐月しゅう)@ギョーム・ブリュノー(検事)
生硬い真面目さで革命を信じ、追求する
役回り的には悪役なのだけれど、けして悪役ではない
すらっとした容姿と共にはまり役でした
彼はあの後どう生きていくのだろうか
★城妃 美伶@ロザリー
これからもっと色々みたい娘役さんめっけ!
最下ですよね?
出番は少ないけれど、とても重要な役をきっちりこなしていました
どこかでヒロインもいけるんじゃないかな?
★マイケル(大輝 真琴)@ルイ16世
こんな大人で落ち着いて優しく優美なマイケルは初めて見たような気がします
こんな役もできるんだ
ルイにぴったり
そのほか下級生たちは、何役もやって大活躍
バウにありがちなあちゃちゃな人はほとんどいなかったと思います
2日目でこれだったら、青年館の最後の進化が楽しみ
(そのうちやるであろうCSを待ちます)
では、脚本については・・・
» 続きを読む
最初で最後の観劇です
ネタバレがあるので、お芝居についての感想は後ほどにしてまず個々人の感想をば
★紅ゆずる@ジャン・ルイ・ファージョン
お芝居の幅が出てきましたね
以前のバウ「アンナカレーニナ」のカレーニンで
やりたい意欲はわかるけど、いつも同じ表情で目を剥かなくてもと
ほほえましく見守った彼は、もうどこにもいません
歌も歌い上げ系が似合う
きりやんパーシーのベスト歌唱「目の前の君」を
新公のベニーじゃなく、今のベニーで聞いてみたい
ダンスは・・・・・・がんばれ!
★早乙女わかば@マリー・アントワネット
私にとって正直現代物の立ち姿と叫び声が苦手な娘役さんなのですが
プチトリアノンの柔らかい立ち姿は絶品でした
脚が見えたらあかんのか??
声もいつもほど気にならなかったし、これなら抜擢されてもOKと初めて思えました
★真風涼帆@フェルゼン
いつもの真風くんでした。想定内。
悪くはないんだけど・・・
将来トップになる人だと思うので
もう一皮剥けてくださ~い
★専科のお2人、京さんと一原さん
よくぞ出てくださいました
お2人がいらっしゃるからこそ、
豪華な宮廷ではない中(何しろプチトリアノン)
下級生だらけのこの公演でも
貴族の優美さがしっかり出ていたと思います
★さやかさん(美城れん)@アントン・バレル(ジャンルイの弁護士)
時代の流れと自分の良心の狭間で苦悩する弁護士
さすがです。いつまでも宝塚にいてくださいね
★しゅうくん(汐月しゅう)@ギョーム・ブリュノー(検事)
生硬い真面目さで革命を信じ、追求する
役回り的には悪役なのだけれど、けして悪役ではない
すらっとした容姿と共にはまり役でした
彼はあの後どう生きていくのだろうか
★城妃 美伶@ロザリー
これからもっと色々みたい娘役さんめっけ!
最下ですよね?
出番は少ないけれど、とても重要な役をきっちりこなしていました
どこかでヒロインもいけるんじゃないかな?
★マイケル(大輝 真琴)@ルイ16世
こんな大人で落ち着いて優しく優美なマイケルは初めて見たような気がします
こんな役もできるんだ
ルイにぴったり
そのほか下級生たちは、何役もやって大活躍
バウにありがちなあちゃちゃな人はほとんどいなかったと思います
2日目でこれだったら、青年館の最後の進化が楽しみ
(そのうちやるであろうCSを待ちます)
では、脚本については・・・
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花組大劇場初日観劇
感想を書く前に思い出したことを・・・
昔々、宙組中日劇場公演で
「外伝 ベルサイユのばら アンドレ編」という作品が上演されました
少々の珍作駄作は平気な私が本気で腹を立てた作品でした
その時の観劇仲間にとっても黒歴史になってしまった作品
今でもいまいちな作品にあたっても
「でもあのベルばらよりは・・・」「言うな、あの話は」
と、ある意味一生ずっと記憶に残る作品です
そのアンドレ編が、花組大劇場で公演されると知ったとき
仲間たちは観劇しないことを選びました
私は、ショーがどんなものか見てみたかったので
1回だけこっそり観劇
お芝居も少しは変わってることを期待したのですが
根本が変わっていないので、期待した私がアホでした
今回のお芝居、サンテグジュペリを見て
まず思い出したのが、この外伝
まあ腹が立たないだけまし・・・かなと
そして更に
「そういえば、『愛と死のアラビア』も花組さんだったなぁ
と思い出しました
あれも、私にとってはしんどい作品でした
ベルばらのように立腹はしなかったけれど
私自身結構許容範囲の広い観客だと思っています
その私が「これは1回でいいわ」と思ったのが
その「ベルばら外伝」と「アラビア」
どうやらそれに、今回の星の王子様が加わりそうです
全部花組(それも最近の)なんですけど・・・・
ただ、本公演もう1回と新公を見る予定なので
印象が変わる可能性はあります
それに期待しよ
追記
らんとむの星の王子様とか、えりたんのきつねとか
パーツパーツは面白いんですよ
ただ、お芝居としてストーリーが流れていかないのが私には辛すぎる・・・
感想を書く前に思い出したことを・・・
昔々、宙組中日劇場公演で
「外伝 ベルサイユのばら アンドレ編」という作品が上演されました
少々の珍作駄作は平気な私が本気で腹を立てた作品でした
その時の観劇仲間にとっても黒歴史になってしまった作品
今でもいまいちな作品にあたっても
「でもあのベルばらよりは・・・」「言うな、あの話は」
と、ある意味一生ずっと記憶に残る作品です
そのアンドレ編が、花組大劇場で公演されると知ったとき
仲間たちは観劇しないことを選びました
私は、ショーがどんなものか見てみたかったので
1回だけこっそり観劇
お芝居も少しは変わってることを期待したのですが
根本が変わっていないので、期待した私がアホでした
今回のお芝居、サンテグジュペリを見て
まず思い出したのが、この外伝
まあ腹が立たないだけまし・・・かなと
そして更に
「そういえば、『愛と死のアラビア』も花組さんだったなぁ
と思い出しました
あれも、私にとってはしんどい作品でした
ベルばらのように立腹はしなかったけれど
私自身結構許容範囲の広い観客だと思っています
その私が「これは1回でいいわ」と思ったのが
その「ベルばら外伝」と「アラビア」
どうやらそれに、今回の星の王子様が加わりそうです
全部花組(それも最近の)なんですけど・・・・
ただ、本公演もう1回と新公を見る予定なので
印象が変わる可能性はあります
それに期待しよ
追記
らんとむの星の王子様とか、えりたんのきつねとか
パーツパーツは面白いんですよ
ただ、お芝居としてストーリーが流れていかないのが私には辛すぎる・・・
星組大劇場公演
「ダンサセレネータ」「セレブリティ」を見てきました。
twiでも少しつぶやいたのですが
とよこさんの浮きっぷりがすごいこと(悪い意味じゃなくてね)
ともみん(夢乃聖夏)とみやるり(美弥るりか)の姿がないこと
えまくみちょ(英真なおき)がいないこと
そして、とどめは
れおんくん(柚希礼音)とベニー(紅ゆずる)とまかぜくん(真風涼帆)の三角形が多いこと
トップコンビが変わった訳ではないのに
新体制のような印象を受けて仕方がありませんでした
こうやって、新旧交代が進んでいくのですね
とよこさんの退団を納得してしまう自分が寂しい・・・
いえいえ、宝塚歌劇は楽しんでなんぼ
と言うわけで、気を取り直して・・・
今回のお芝居で一番受けたこと
みっきー(天寿光希)の革命家が、やたらとやさぐれていたこと
座り方や姿勢が、一歩間違えば街のチンピラになりかねない斜めっぷり
地下活動をして、毎日気を張っているとそうなるんだろうな~と思わせる姿
「リラ壁」での活動家は、理想にも燃えるまっすぐな青年活動家という感じでした
もちろん時代も設定も違うのですが
彼があれから色々あって挫折や裏切り、思うに任せないことを色々経験して成長した姿
という感じがして、思わず納得してしまいましたよ
(だから、全然別人設定だってば・・・)
それにしても、みっきー
スカステの『みつくん』以来、色っぽくというか色気駄々漏れになってますよ
レオンくんのYoungBloods!の千秋楽挨拶で
「パパ!もう置いていかないでね!」と泣いていた子役専科の面影はいずこ・・・・・
「ダンサセレネータ」「セレブリティ」を見てきました。
twiでも少しつぶやいたのですが
とよこさんの浮きっぷりがすごいこと(悪い意味じゃなくてね)
ともみん(夢乃聖夏)とみやるり(美弥るりか)の姿がないこと
えまくみちょ(英真なおき)がいないこと
そして、とどめは
れおんくん(柚希礼音)とベニー(紅ゆずる)とまかぜくん(真風涼帆)の三角形が多いこと
トップコンビが変わった訳ではないのに
新体制のような印象を受けて仕方がありませんでした
こうやって、新旧交代が進んでいくのですね
とよこさんの退団を納得してしまう自分が寂しい・・・
いえいえ、宝塚歌劇は楽しんでなんぼ
と言うわけで、気を取り直して・・・
今回のお芝居で一番受けたこと
みっきー(天寿光希)の革命家が、やたらとやさぐれていたこと
座り方や姿勢が、一歩間違えば街のチンピラになりかねない斜めっぷり
地下活動をして、毎日気を張っているとそうなるんだろうな~と思わせる姿
「リラ壁」での活動家は、理想にも燃えるまっすぐな青年活動家という感じでした
もちろん時代も設定も違うのですが
彼があれから色々あって挫折や裏切り、思うに任せないことを色々経験して成長した姿
という感じがして、思わず納得してしまいましたよ
(だから、全然別人設定だってば・・・)
それにしても、みっきー
スカステの『みつくん』以来、色っぽくというか色気駄々漏れになってますよ
レオンくんのYoungBloods!の千秋楽挨拶で
「パパ!もう置いていかないでね!」と泣いていた子役専科の面影はいずこ・・・・・
月大劇、きりやん、まりもちゃんたちの退団公演
運よく初日を見る事ができました
詳しく描くとネタバレになってしまうので、つらいところですが
やはり私は大野センセの感性が好きみたいです
プログラムの英語表記が「The Radio Prince」
開演前から、えっ?!という仕掛け
そして、最後の幕切れも・・・
まさしく The Radio Prince の文字が納得
え?何の事だって?
それは見てのお楽しみ
正統派恋愛物ではないけれど
私はこのお芝居気に入りました
「実在の人物だけど宛て書き」
まさしくそのとおり、下級生一人ひとりまで
舞台の上で生きていました
中でも一番のはまり役は
ガチャ(一色瑠加)のヨーク公爵
あの「英国王のスピーチ」の王様です
彼についての詳しい感想は
また日を改めて・・・
最後、きりやん@エドワード8世が退位する時に
ガチャ@ジョージ6世に「後を頼む」みたいな言い方で
抱き合うとき、
きりやんの目に涙が浮かんでいたように見えたのは気のせい?
ショーは、楽曲的にはいわゆるJPOPが多くて
タイトルと不一致感あり
でも、中身は楽しい。
きりやんが客席から退場する場面あり
下手側お得!
サイトーショーつきものの動物4人娘は
今回インコでした
舞台装置の三日月がSTUDIO54のお月さまに見えたんですけど・・・
とりあえず、本日はここまで
追記:当時「インコ」と思いこんでいた鳥さん4人組
性格には「オオム」でした
大夢→おおむ に掛けてたのかなぁ?
運よく初日を見る事ができました
詳しく描くとネタバレになってしまうので、つらいところですが
やはり私は大野センセの感性が好きみたいです
プログラムの英語表記が「The Radio Prince」
開演前から、えっ?!という仕掛け
そして、最後の幕切れも・・・
まさしく The Radio Prince の文字が納得
え?何の事だって?
それは見てのお楽しみ
正統派恋愛物ではないけれど
私はこのお芝居気に入りました
「実在の人物だけど宛て書き」
まさしくそのとおり、下級生一人ひとりまで
舞台の上で生きていました
中でも一番のはまり役は
ガチャ(一色瑠加)のヨーク公爵
あの「英国王のスピーチ」の王様です
彼についての詳しい感想は
また日を改めて・・・
最後、きりやん@エドワード8世が退位する時に
ガチャ@ジョージ6世に「後を頼む」みたいな言い方で
抱き合うとき、
きりやんの目に涙が浮かんでいたように見えたのは気のせい?
ショーは、楽曲的にはいわゆるJPOPが多くて
タイトルと不一致感あり
でも、中身は楽しい。
きりやんが客席から退場する場面あり
下手側お得!
サイトーショーつきものの動物4人娘は
今回インコでした
舞台装置の三日月がSTUDIO54のお月さまに見えたんですけど・・・
とりあえず、本日はここまで
追記:当時「インコ」と思いこんでいた鳥さん4人組
性格には「オオム」でした
大夢→おおむ に掛けてたのかなぁ?
星宝塚大劇場オーシャンズ11千秋楽
幸運にも観劇することができました
未沙さんの最後の袴姿を見たくて手に入れていたチケット
バウ「おかしなふたり」フィナーレでのソロ「マイウエイ」の時から覚悟していたとはいえ
いざ現実にその日になっても、まだ実感が湧きません
東京千秋楽では実感が湧くのかな?
それともバウか何かの公演で未沙さん向きの役を見たときに実感するのかな
それにしても、大劇場最後の未沙さんは最後まで未沙のえるでした
(意味わかる?)
いつでも、どんなお芝居をしていても未沙のえる=なんとか(役名)だった人
不思議な役者さんでした
アドリブでバーチェスターのソロを再び聞くこともでき
最後のパレードでの大拍手
会場が一体となってのお見送り
退団同期の朝都まおちゃんも今日は銀橋に出てきて構ってもらったり
客席もわかっていて拍手をする
最近、雪、宙と続けて千秋楽を見ることができ
毎回感じます
宝塚っていいなぁ、役者と客席が一体となって最後の舞台を見守るんだ
それはプロとしてひょっとしたら甘えかもしれない
けれど、それも含めて宝塚の良い所
今年バウで行われた大植さんのチャリティーコンサート
宙組生たちが出るので見に行ったのですが
その時に大植さんが、
「会場によって拍手の音が違う」
「このバウホールの拍手は本当に暖かい」
という意味のことをおっしゃっていました
世界中の会場で演奏してこられたプロ中のプロがおっしゃるのだから
本当に暖かく響くのでしょう
けれど、大劇場やバウ、いやドラマシティなど外の会場でも
退団者に向ける拍手は特別な暖かさを持っていると思います
最後までありがとう、これからもがんばって
直接見守ることは出来にくくなるけれど
心ではいつまでも見守っていますよ
そんな気持ちをこめて・・・心から拍手を送る
卒業おめでとう
ところで、未沙さんの最後の大階段
袴姿ではありませんでした
ダブルの黒に赤い蝶ネクタイ
あれはディナースーツというのでしょうか
浅学にして正式名称は知りませんが
バーチェスターそのものでした
トップさんは袴か黒エンビか選べると聞いたことがありますが
トップさん以外で袴姿でなく降りてきた方は初めてのような気がします
こんなことは過去にもあったのでしょうか?
未沙さんらしいなぁ
未沙のえるはどこまでも未沙のえるなのでした
幸運にも観劇することができました
未沙さんの最後の袴姿を見たくて手に入れていたチケット
バウ「おかしなふたり」フィナーレでのソロ「マイウエイ」の時から覚悟していたとはいえ
いざ現実にその日になっても、まだ実感が湧きません
東京千秋楽では実感が湧くのかな?
それともバウか何かの公演で未沙さん向きの役を見たときに実感するのかな
それにしても、大劇場最後の未沙さんは最後まで未沙のえるでした
(意味わかる?)
いつでも、どんなお芝居をしていても未沙のえる=なんとか(役名)だった人
不思議な役者さんでした
アドリブでバーチェスターのソロを再び聞くこともでき
最後のパレードでの大拍手
会場が一体となってのお見送り
退団同期の朝都まおちゃんも今日は銀橋に出てきて構ってもらったり
客席もわかっていて拍手をする
最近、雪、宙と続けて千秋楽を見ることができ
毎回感じます
宝塚っていいなぁ、役者と客席が一体となって最後の舞台を見守るんだ
それはプロとしてひょっとしたら甘えかもしれない
けれど、それも含めて宝塚の良い所
今年バウで行われた大植さんのチャリティーコンサート
宙組生たちが出るので見に行ったのですが
その時に大植さんが、
「会場によって拍手の音が違う」
「このバウホールの拍手は本当に暖かい」
という意味のことをおっしゃっていました
世界中の会場で演奏してこられたプロ中のプロがおっしゃるのだから
本当に暖かく響くのでしょう
けれど、大劇場やバウ、いやドラマシティなど外の会場でも
退団者に向ける拍手は特別な暖かさを持っていると思います
最後までありがとう、これからもがんばって
直接見守ることは出来にくくなるけれど
心ではいつまでも見守っていますよ
そんな気持ちをこめて・・・心から拍手を送る
卒業おめでとう
ところで、未沙さんの最後の大階段
袴姿ではありませんでした
ダブルの黒に赤い蝶ネクタイ
あれはディナースーツというのでしょうか
浅学にして正式名称は知りませんが
バーチェスターそのものでした
トップさんは袴か黒エンビか選べると聞いたことがありますが
トップさん以外で袴姿でなく降りてきた方は初めてのような気がします
こんなことは過去にもあったのでしょうか?
未沙さんらしいなぁ
未沙のえるはどこまでも未沙のえるなのでした